2002年 植物日誌

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2002.3.31(日)

昼ころ車でホームセンターに連れていってもらい、MY レーキと草刈りホー、半円支柱、鶏糞1袋、トウモロコシと枝豆のタネ、アスパラ株を買ってきた。
アスパラの株、とうとう買っちゃった。やはり収穫できはじめると、もっと欲しくなる。帰宅して袋を開けてみたら8株ぶん入っていて、そのうち太い芽のたくさんついているのは4株くらい。午後から、早速H畝に植え付けることにした。
今まで植わっていた2株の後列に穴を掘り、枯れ草堆肥を埋めてから土をかぶせ、4株植え付けた。前列の端にも同様に2株新たに植え付け。H畝の柵にしてあった支柱も幅を広げ、ヒモも結び直した。西庭に行く道が少し狭くなったけど、しょうがない。
これでH畝はアスパラ専用。ここは屋根があるので雨が当たりづらく乾燥しがちなので、枯れ草(刈って乾かしておいたイネ科の雑草=まだちょっと青い)を上に敷いておいた。
アスパラ合計8株。きょう植えたぶんは来年からの収穫になるけど、昨年植えた株からは、今も3、4本目のアスパラが芽を出している。早く「こんなに食べきれるかな〜」と悲鳴をあげるくらいの量を収穫したいものだ。

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2002.3.30(土)

昨夜は雨の音がうるさいくらいだったが、きょうは朝からいいお天気。
根もだいぶいっぱいいっぱいで窮屈そうだったので、本葉4枚目が見えだした育苗中の四葉(スーヨー)キュウリをひとまわり大きい12cmのポリポットに植え替えた。12cmのポリポットは4つしかなかったので、もう1株は15cmポットに植えた。土はリーフレタスが植えてあったプランターの土を使い、まわりに玉肥を3〜4個ずつ置いておいた。
ミナミさんにアブラムシが少しついていたので、天恵緑汁と木酢液をそれぞれ500倍に薄めたものを合わせ、噴霧器で散布した。液がいっぱいあったので、高田さんをはじめ果樹や畑のイチゴにも散布した。
ミナミさんも高田さんもだいぶ実が大きくなってきた。ミナミさんの葉の上に黒い虫が見えたので、なにかと思って確認したら、ナミテントウだった。アブラムシを食べに来てくれたんだ、きっと。また今年もたくさん赤ちゃんを産んでほしい。
液を散布しながら、いろんな植物たちをよーく確認できた。地植えのホームベルも花が咲き出した。ティフブルーはまだ。
フェイジョアやスズランは芽が動き始めていた。もう、根の活動開始だ。スズラン写真の後ろに見える芽はクローバーの芽。
キイチゴの新芽が地植えのブルーベリー/ティフブルーのすぐそばに出ていたので、ブルーベリーのじゃまにならないよう掘り起こして、キイチゴの群生(っていうほどの量でもないが)の一角に移した。

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2002.3.29(金)

きょうの幕張は小雨が降ったりやんだり。午後からは風も強くなってきて、ときどき雲の切れ間から日が差すの変なお天気だった。
雨がやんでいるときを見計らって、地植えのフェイジョア/マグニフィカに追肥(自家製生ゴミ肥料)を施した。
セロウイアナはこの前植え付けたばかりで肥料も入れてあるから、別にいらないんだけど、まわりに穴を掘って、隣家の義父母宅から出た雑草くずを埋めておいた。
実山椒の朝倉さんもだいぶ若葉が出てきた。カネモチくんの陰であまり日当たりがよくないところだけど、前植えていた『ぶどう山椒』というのはすっかりもう枯れてしまったから、朝倉さんは死なないでほしい。今のところ元気。
鉢植えのブルーベリー/ホームベルの花が咲き出していた。地植えのほうはまだ。T&Fさんベリー公さんのところでももうすでに花が咲いているらしい。

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2002.3.28(木)

我が家の畑以外の庭の植物たちの見取り図を新設しました。
夕方、畑を見に行ったら、D畝の人参がトウ立ちしかけているのを見つけ、全部収穫した。スーパーの小さめのビニール袋にいっぱいとれた。まだまだ大丈夫かと思ってたのになー。
でも次作のキュウリ予定にはじゅうぶん間に合って、その点ではよかった。早速、スコップをもって耕し、苦土石灰をまいておいた。今まで不耕起だったところも、今春は全畝耕そうと思っている。
人参葉は細かく切って、生ゴミ堆肥に仕込んだ。農文協「ベランダ・庭先でコンパクト堆肥」の終わりのほうに載っている『各種堆肥原料の成分表』を見てみたら、人参葉はカリ分がけっこう多かった。そんなに細かく気にしてやってるわけじゃないけど、ミナミさんたちなど梅にとってはカリ分は大切らしいので、有り難い原料。
G畝の春菊もだいぶ収穫を続けられているけど、ようやくツボミが見えてくるのがあった。でも、まだトウが立ってないのもあって、最後になるかもしれない春菊を収穫。しかし、長持ちしたなー。もうすぐトウ立ちするだろうから、週末にでも株を抜いてしまおうかなぁ。この茎葉も堆肥づくりに使えそうだ。
きのう一昨日の雨はタネまきしたばかりのF畝の人参にはちょうどよかった。さすがにまだ芽は出ていないけれど。

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2002.3.26(火)

20日に仕込んだ天恵緑汁をペットボトルに移した。1.4Kgのヨモギやクコの新芽から500ml弱の液がとれた。
残っただしがらはミナミさんの株元にバラまいた。虫除けに植えてあるタンジーやニラやニンニクとともに、なかなかにぎやかな景色。
買い物に出かけたときに、通る道の脇に生えているヨモギの新芽を少しずつ摘んでビニール袋に入れながら歩いた。まだまだ春先だから、ヨモギはそんなに多くなくて、うちのそばの高速道路の脇道のヨモギもあまりとれない。きょう通った道でもいっぺんにたくさんはとれないけれど、でも見つけるたびに摘んだ。それでも中学校の脇にだいぶ生えていて、帰ってきて計ったら1280グラムあった。午後から早速2回目の仕込み。今年は黒砂糖が粉のものが手に入るから、昨年よりもずっとラクだ。
この2回目のだしがらは今度は高田さんの株元に敷いてあげよう。ひがむと困るし。
ここ数日けっこう寒いので、義父の畑の一角に作っている焼却炉に捨ててあった義父宅の庭木の剪定小枝をもらってきて、15cmくらいに細かく切り、敷き草のなかった地植えのブルーベリー/ホームベルと、先日植え付けたフェイジョア/セロウイアナの株元に敷いた。ここは風が強いので、落ち葉では飛ばされてしまうから、こうゆう長さのあるものでないと。

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2002.3.25(月)

16日に耕して苦土石灰を入れておいたF畝の一部に人参のタネをまいた。最初はここは枝豆で、G畝の半分に人参を作ろうと思ったのだけれど、やっぱりG畝は全面枝豆専用にすることにした。作付け履歴参照。
まだ枝豆をタネまきするには時期が早い(保温すれば大丈夫だけど)し、人参はもうまける時期だし。
品種は『向陽二号』という少々お値段高め(700粒で525円もする!)のもの。『新黒田五寸』(こちらは1600粒で210円)もあったけど、『向陽二号』のほうが古いタネだったので、こちらにした。『向陽二号』はペレット種子といって、一定規格の丸粒状にしてあるもので、高いけど、まきやすい。でも高いタネなので、1粒1粒丁寧に1cm間隔くらいでタネをまき、条間に肥料をおいていくというやり方。ふつうの人参のタネは毛状ですぐなくなってしまうけれど、こちらは丁寧にまいたお陰で袋の半分くらいしか使わなかった。これでちゃーんと全部芽が出れば、高いっていっても、そんなでもないかもしれないなー。表示によれば、7月中旬ころには収穫がはじめられるはず。
今、人参が植わっているD畝は人参の間を雑草が埋め尽くして、どこが人参かわかりづらくなっていたので、だいぶ草取りをした。人参だけにしてみると、けっこう間引きをしなくちゃいけないような密植しているところがけっこうあって、やっぱり雑草は抜かないといかんなーとちょっと反省。次作のキュウリが待ちかまえているので、ここのところはけっこう収穫している。小ぶりだけど、おいしい。
F畝とともに耕しておいたC畝には、枯れ草堆肥を入れて、土と混ぜておいた。ここは次作トウモロコシ予定。4月になったら、少し早いけどビニールをかけてタネまきしようと思う。

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2002.3.22(金)

きのうの強風でミナミさんの実がけっこう心配だったけれど、今朝見に行ったら無事だった。ひとまず安心。
でも、よーく見ていたら、蟻が木の上を這っていて、もう!アブラムシがついていた。こんなに早くからだっけ? まだまだ少しだったので、手で捕殺。
ミナミさんの隣にある温州みかんの枝がだいぶ伸びて、もうすぐミナミさんの枝とぶつかりそうになっていたので、温州みかんの枝を少し剪定した。なんといっても、ミナミさん優先。
フェイジョア/マグニフィカの枝も少しだけ切った。切った枝はもったいないので、さし木にしてみた。
昨秋に試したものは、やはり時期が悪かったせいもあり、たった1本(まだ根は出ていない)しか残っていない。もう増えても我が家には置き場所がないんだけれど、今回はどうでしょう。
ブルーベリーのウェイマウスの花が咲きはじめていた(そのうち雨が降ってきたので、写真は撮れず)。
ツボミもたくさんついているけど、もう1種同時期に花が咲くはずのスパルタングローが昨夏の暑さで枯れてしまったから、収穫はできるのだろうか?。ハイブッシュ系って1品種でも実がなるんだっけ??
鳥害対策もちゃんとしなくては。昨年はキラキラテープを張りめぐらせて、しのいだのだった。

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2002.3.20(水)

朝ごはんを食べたあと、天恵緑汁を仕込もうとヨモギとりに行く。
昨年もたくさんとった高速道路の脇道に行ったけどまだあまり生えてなくて、それでも短い新芽を摘んできて、あとは庭のタンジーやクコの新芽を集めた。
昼ころ、買い物に行くときに自転車で通った道のわきに小さなヨモギの群生を見つけて、持っていたビニール袋に少し集めたりして、全部で1.4Kgくらいは集まった。黒砂糖はスーパーで粉のものを買っておいたので、帰ってから今年初の天恵緑汁を仕込む。
きょうもカラカラお天気。これだけ乾燥していると、たまには雨でも降ってほしくなる。
雑草に目がいきだすと気になってしまうもので、家のまわりに生えていたイネ科の草(穂の出ていないもの)を切ったり抜いたりして、高田さんとフェイジョアの間で干している。敷き草にできるし、また堆肥を仕込むときにも使える。この乾燥したお天気だから、数日で乾いてしまいそうだ。
夕方、きょうはきのう水やりをしなかったA畝(ニンニク)とB畝(キャベツ)とD畝(人参)とE畝(ホウレンソウ)とF畝(玉ねぎ)に天恵緑汁500倍液をジョウロで与えた。
クローバーはまだ子葉だけど、だいぶ出揃ってきた。スーヨーキュウリは本葉1枚目がどんどん大きくなって、2枚目がしっかり見えてきた。子葉も大きくまだしっかりしていて、今までにないくらい苗の出来はいいように思う。
高田さんと小梅も実がついてきていた。高田さんはやはり今の段階でも実が一番大きい。小梅はそんなに実が欲しいわけではない(小梅の梅干しはイマイチ好きじゃない)ので、この2本の梅の実は梅酒にしよう。ミナミさんはいっぱい実がついているから、今年はミナミさんの実だけで梅干しが漬けられるかなー。ミナミさん大好き。

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2002.3.19(火)

ここ数日1本だけニョキニョキのびてきていて、いつ食べようかと思案していた我が畑、初のグリーンアスパラを収穫した。
1本を2人で分けるのだから、ほんの少しずつになってしまったけれど、初のアスパラは夫のリクエストでD畝の人参などといっしょに天ぷらにした。香りがよくておいしかった。やっぱりホームセンターで苗を見つけたら、また欲しくなってしまいそうだなぁ。
今年1月に仕込んだ落ち葉堆肥の2回目の切り返しをした。今回は乾いているところに打つ水を木酢液を500倍に薄めた水にした。このほうが分解が早そうな気がする。でも、だいぶ落ち葉も黒っぽくなってきていた。これからどんどん暖かい季節になってくるから、分解は早まるだろう。
夕方はひさびさに昨年春に仕込んだ天恵緑汁を500倍に薄めて、ミナミさん、高田さん、小梅、フェイジョア、ブルーベリー、温州みかん、イチゴ、アスパラや育苗中のキュウリなどにジョウロや噴霧器で散布した。
ミナミさんや高田さんは新しい葉が出始めていて、これから現われるであろう病害虫(アブラムシ)対策に念入りに散布した。また、T&FさんのHPでイチゴの収穫前に散布したら、とても実が甘くなったと書かれてあったので、私も試してみたいと思っている。
天恵緑汁は秋冬はぜんぜん使わずサボっていたけど、これからの季節はいろいろ使おうと思っているので、また今年も仕込まなくっちゃ。黒砂糖はあるから、明朝でもヨモギ摘みに行こうかな。

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2002.3.18(月)

まだまだ子葉だけだけど、ようやくクローバーの芽が出始めた。最近はすぐ土が乾いてしまうので、毎日のように水やり。きょうも夕方ジョウロで水をあげた。
スーヨーキュウリはポリポットに植え替えた6株のうち、根が少し切れたかもしれないと思ってた1株はしおれてだめになってしまった。一時期は持ち直しそうだったのに、やっぱりだめ。使うのは5株の予定だったから、まぁいいか。夕方、玉肥をポットの端に1株1個ずつ埋め込んでおいた。
ブルーベリーも追肥を与える。鉢の株には玉肥を8〜10個ずつ与え、地植えの株には生ゴミ肥料を株のまわりの土を掘って埋め込んだ。けっこういっぱいツボミがついている。今年もいっぱい収穫できるといいな。
ミナミさんはけっこうたくさん実がついていて嬉しい! 小梅の受粉がきいたかな。5cm以下の短い枝に2果くらいついているものもあって、こうゆうのはそのうち摘果したほうがいいのかな。ちょっともったいない気もするけれど、本を見たら『そのままにしておくと果実が小さいばかりではなく、翌年の結実にも影響します。』と書いてあった。自然落果するものがあるといやなので、どちらにしろ、もうちょっと様子を見てからにしよう。

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2002.3.16(土)

暖かいせいか、1日だけでもスーヨーキュウリの成長は早く、1枚目の本葉は出来って、2枚目がちらっと見えてきている。小さなポリポットの底を見たら、根が少しはみ出していたので、早速少し大きめのポリポットに植え替えた。結局、6株。このうちの良い状態の5株を使おうと思っている。
きょうは風もなかったので、畑のC畝とF畝の一部を耕して、一昨日カルフールで買ってきた苦土石灰をまいておいた。これで来週肥料を入れれば、そのまた1週間後にはタネまきができる。
B畝のキャベツとE畝のイチゴと、F畝の玉ねぎに追肥として、枯れ草堆肥を施す。条間に入れて土と混ぜたあと、上にも土を隠すように敷いておいた。イチゴと玉ねぎはプランターにも植えてあるので、そちらにも追肥。枯れ草堆肥はすっかり枯れ草がボロボロになって使いやすい状態の肥料になっていた。こうやって枯れ草を使ったり三代王神社で落ち葉をもらってきて、うちで出る米ぬかを使って、鶏糞だけは買うけれど、仕込んで作っていけば、もう堆肥も買わなくて済む。生ゴミ堆肥も合わせて利用。やっぱり落ち葉や生ゴミはリッパな資源です。
あとはB畝のキャベツのところに海のように広がっていた雑草を抜いたり、D畝の人参を少し収穫したり。人参は耕さなかったせいか、根の伸びが悪い。もう、すっかり不耕起はくじけ。
サンショウやキイチゴもちょっと緑色の小さな葉らしきものが見えてきている。花芽をつけたブルーベリーも若葉が伸びてきた。今年もいっぱい収穫できるかなぁ。これからブルーベリーの水やりが忙しい季節になってくる。
あ、ブルーベリーも肥料あげなきゃ(カレンダーの書き込みをチェックして思い出した)。天気が良ければ、明日にでも。

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2002.3.15(金)

きょうは春一番が吹いたらしい。高台にある我が家はもう風当たりが本当に強くて、畑を耕そうと思っても勇気がわかない。
そんな強風吹き荒れる中、庭に出たら、ミナミさんの花がいくつか吹き飛ばされていて、実があらわれていた!(うれしー!)
今年は小梅ちゃんで人工受粉したせいか、昨年よりもいっぱい。とはいっても、そんなに多量ではないけれど、ちょっと数えたら14個はあった。この調子で毎年ずんずん実がふえていくといいなー。
また、若葉も伸びてきている。地面を見るとアリも動き出していて、アブラムシが行動する前に天恵緑汁を散布しようと思う。ただし、これも風がやんでからじゃないと。新しく天恵緑汁も仕込みたい。
ウメは専門本を読むと5cm以下の枝に実がつくって書いてあるけれど、少なくとも1本、10cm以上はある枝に実が1個ついていたぞ。長い枝にも実がつくんだなぁ。
どのくらいとれるかなぁ。昨年はミナミさんにとっても初収穫で、実も小さかったけれど、今年はもうちょっと大きめの普通サイズの実がとれるといいなぁ。
スーヨーキュウリは本葉の先っちょが見えてきた。でも、家の中(窓辺)で育てているせいか、ちょっと徒長気味。
クローバーはまだ芽が出てこない。

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2002.3.13(水)

毎日あまりにお天気が良いので、畑やブルーベリーやタネまきしたクローバーのところの水やりが忙しい。
本当に今年は暖かい。天気予報でもこの先“寒のもどり”があるなんて言ってないし、温州みかんも窮屈そうなので、保温のために巻いていた寒冷紗を取り外した。中から何枚かパラパラと葉が落ちて、暖冬でもやはり柑橘類は寒いのが苦手なんだなぁと思った。ローズマリーの剪定のついでに、温州みかんも少し葉が傷んでいたところを剪定した。
きのうクスリをのんだせいか、朝から花粉症状もでなかったので、調子にのって庭仕事してたら、フェイジョア/セロウイアナを植え付けたくなってきた。
だって鉢のままだと、風が吹くたびにパタパタ倒れるんだもの。予定よりもずっと早いけれど、草や肥料を入れてから1週間はたっているので、だいじょうぶかな、と。
植え付けたあとはたっぷり水を与えておいた。フェイジョア/マグニフィカ(よくよく見ると少し葉が落ちている。でももう大きいので枯れる心配はないでしょう。)との距離は正確に計って170cm。土が沈みこむといけないので、少し高めに浅植えにした。
セロウイアナは今年花を咲かせてくれないかなーと期待している。そうすれば、よそんちのフェイジョアの花に頼らなくても、自前で受粉ができて、実を収穫できるんだもの。今年はでっかいフェイジョアの実が食べたい。
畑のほうでもB畝のキャベツが日に日に巻いてきて、うれしい。D畝の人参も収穫をはじめた。そろそろ空いてるところを耕しはじめようかなと思う。

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2002.3.10(日)

午前中はあまり風がなかったので、きょうこそはクローバーのタネまきをしようと午後2時からにわか植物好きの夫と2人で東庭に出た。
全体に土が乾いていたので、まずは夫が散水し、ゆるやかな坂になっている下のほうに流れていっていた土を私がシャベルで上のほうにもっていくという作業。毎日のように新たに生えてくる雑草の芽を抜きながらの作業。結局元々残っていたクローバーは他の雑草が混じりあっていない部分だけ一部残した。
その後だんだんと風が強くなってくる中、夫がタネまきをして、私がそれを土となじませて、タネまき終了。けっこうまいたけど、もし足りない部分があっても、クローバーはほふくして広がっていくから心配ない。
四葉(スーヨー)キュウリはすっかり子葉が開き、よーく見ると子葉の間に新しい芽が見える気がする。子葉はきれいに両葉が開いているものもあるけれど、片方がイビツだったり、両葉とも萎縮したような格好の葉があったりする。まぁ、まだ間引きはしないけど、やはりイビツではない、きれいに開いた葉のほうがいい株になりそうな気がする。
ミナミさんはすっかり花びらが落ちて、今は高田さんが開花中。ミナミさんは花が下向きに咲いていたけれど、高田さんを見るとけっこう上向きに咲いている。こちらのほうが当たって、今年は豊作と願いたい。

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2002.3.8(金)

四葉(スーヨー)キュウリはきのうあたりから芽が動き始め、子葉が開いたものも!
やはりお仕事で学んだタネまき法は正解。記事ではコタツを使うというものだったけれど、うちはコタツがないので、ファンヒーターの前に置いておき、就寝後はコートや古バスタオルなどでくるんで温度を保つようにした。晴天の日中は窓辺に置いておいたら、4日で発芽したというわけ。今後も窓辺温室で育苗していく予定。
H畝のグリーンアスパラもそろそろ元肥を入れなきゃと思って、枯れ草堆肥を持っていったら、ムラサキ色の小さなアスパラの頭が1つだけ出ていた。
昨年残りの茎2株を目安に、株のまわりに堆肥を施し土と混ぜたあと、上部にも敷き草代わりに堆肥をかぶせておく。
昨年は細いのしか出なくて結局食べなかったけれど、今年は食べられるかなー。このアスパラ2株はいただきものだけど、毎春売ってる苗を買おうかなーと思いつつ、買っていない。あと2株くらいあってもいいかなーと思っているのだけれど、今年はどうしよう。ホームセンターで衝動買いしてしまうかも。

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2002.3.5(火)

ビニールトンネルをかけている春菊はまだトウ立ちしていない。今朝も収穫して、お弁当に入れた。鍋で湯がいていたら、蛾の幼虫?みたいな2〜3ミリの小さな虫がいて、虫をいっしょに食べるのは嫌なので、ザルにあけてよーく洗ったら11〜12匹ほど出てきた。中は暖かいから、虫も動けるのだろう。
午後、スコップをもって南庭に出て、フェイジョア/セロウイアナの植え付け予定地に穴を掘る。掘っていたら、ミミズが2匹ほど出て来た。まだ冬眠中みたいで動きも鈍かったけど、フェイジョア/マグニフィカのそばに置いておいたら、いつの間にかいなくなってた。
セロウイアナの植え付けは地植えのフェイジョア/マグニフィカとの間隔がだいたい160〜170cmくらい。
マグニフィカと高田さんの中間くらいの位置。
ほんとはフェイジョア間は2メートルくらいあけたいところだけど、庭の面積からして苦しい。
穴の大きさは直径60cm、深さ50cm強くらい。東庭で出た雑草や、また新たに畑でイネ科の草を抜いてきたりして入れて、間に生ゴミ肥料を入れたりした。
草を入れた後、掘り起こした土を入れて、今月下旬に予定の植え付けの準備ができた。
入れてからふと気付いたけれど、けっこうナマの草を入れたから、そのうち水分が抜けたらだいぶ沈みこんでしまいそう。予定まで3週間くらいあるから平気かなぁ。
セロウイアナを鉢から抜いてみたら、中はだいぶ根がいっぱいになっていた。もう少しだ、がんばれ。

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2002.3.4(月)

午後、準備しておいたE畝にホウレンソウのタネをまく。15cm間隔のすじまき。品種はずいぶん前に買ってあった西洋種の『強力オーライ』にした。
もう1つ別の品種のタネもあったけど、『強力オーライ』のほうがまき時が早かったので。
その後、キュウリもタネまきすることにした。品種はもちろん毎年の四葉(スーヨー)キュウリ。今年はタキイ交配種の『鈴成四葉』という品種を選んだ。一番小さなポリポット4つにタネまき用の土を入れ、じゅうぶん湿らせてからタネを2〜3粒ずつまき、その上に土をかぶせる。空いていたプラスチックの容器に入れて、日中は窓際の日の当たるところに置き、夕方からは全体をビニールでくるんで室内に置く。夜はまだまだ冷え込むので、ストーブのそば(熱くなりすぎない程度の近さに)やバスタオルなどでくるんで保温する予定。
『発芽するためには日光はあまり重要ではない』と、この前お仕事を通じて教えてもらった。空気と水と温度が発芽のための3条件なんだって。今まで日光も重要だと思っていたので、学んだことを元に今年は一発で成功させたい。
ミナミさんはだいぶ花びらが落ちた。落ちた姿を見ると、やはり一面下向きに並んでいるような感じ。農文協『自然農薬で防ぐ病気と害虫』古賀綱行著によると、「こうゆう年は雨量が多く曇り空が多い年」なんだって。「日照不足で病気が多くなる不作の年」だとも書いてあった。できたらはずれてほしいなぁ。


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