2001年 植物日誌

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2001.9.30(日)

おととい用意した発泡スチロールのプランターの土にきょう玉ねぎのタネをバラまきした。
きのう〜きょうは玄関脇の自己流エクステリア作業。
我が家のシンボルツリー月桂樹の近くの緩やかな坂になっているところは、砂&黄土の混ざった砂漠のようなどうしようもない、雑草も生えないような土で、でも玄関まわりだからそれなりに綺麗にしたいし、もっといい土と入れ替えて花でも植えようと前々から思っていたこと、その第一歩を実行に移しはじめた。
北側の自転車の置いてある黒土を水道の管を傷つけないように気をつけながら掘り返し、砂漠のような土を代わりに埋めた。たぶんここには一生植物は植えないし、こうゆう土で雑草は生えなくてちょうどよいかも。
掘り返した黒土はバケツや米袋に入れておき(生ゴミ肥料を作るときに使おう)、もとの玄関脇にはI畝のトマトの植わっている畝の上部の土を軽く掘って入れている最中。
まだI畝に植わっているトマトは実をつけているので、徐々に作業をすすめていこうと思う。
I畝の土を入れる理由は、どうせブルーベリーを植えるのにピートモスを大量に入れて土があまるし、今春に苦土石灰をたくさん入れて中和してあり、ブルーベリーには向かない土になってしまっているといけないという思い。でも約3年半も野菜を育ててきて、それなりにいい土になっているという考えもあった。この土と畑のすみに山積みにしておいた雑草の枯れ草を交互に入れて、今土を作っているところ。
夕方から雨が降り出したので、今は落とし穴のような大きい穴があいたまま。作業をしていると、あそこもここも掘って土を入れ替えたいと、どんどん欲が出てくる。クローバーも今年は元気がなくて、坂の上のほうはぜんぜん生えてくれなかったから、いい土に変えていけばいろいろできそう。

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2001.9.28(金)

きょうは出かけていてあまり植物たちの世話もできなかったが、夕方、きのうフェイジョアを植えるのに地面を掘り返して出た黒土に、自家製生ゴミ肥料と、物置きの中にあったバーミキュライトと天然貝の有機石灰を混ぜて、キャベツを育苗していた発泡スチロールのプランターに入れた。
これで玉ねぎのタネをまける。品種はタキイの通販で買った『アトン』。通販の本に味で選ぶならこの品種って書いてあったので、思わず注文したもの。
畑にあまり場所もないから、プランターも活用しての栽培になりそう。

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2001.9.27(木)

夕方に仕事がひと段落したので、早速10号鉢に植えてあったフェイジョア(マグニフィカ)をカネモチくんの脇の家の入り口に植えようと思い立つ。休みの日にしようとも思ったけど、誕生日の記念に自分で挿し木して大きくなったフェイジョアを植えるっていうのも悪くないと思って。
予定地に水道の管はないと思っていたけど、掘り出したら雨樋から排水溝に流し込む管が現れた。でも1本だけだったので、管を避けてシャベルでコツコツ穴を掘りすすみ(やはりキズつけるのはよくないので、スコップは使えない)、深さ40〜50cmくらい掘った。
この場所は南庭と違って土の質があまり良くないかもと思うので、有機物をたくさん入れるように心掛けた。
底にまず、ずいぶん前に剪定してバケツに入れてあったピラカンサスの枝葉(トゲがあって敷き草には痛いので、どこかに埋めようと思ってた)を入れ、自家製生ゴミ肥料、土、落ち葉などを入れ、市販のJTの有機肥料なども入れて、フェイジョアを10号鉢から抜いて、支柱ごと植え付けた。
フェイジョアの栽培書のコピーによると、『あまり大きくすると作業が大変になるので、高さ2メートル前後に抑えるようにするとよい』って書いてあったけれど、きょう植え付けた場所は南庭に入る入り口でもあり、すぐそばは26cmほど高台になっている(右写真参照)ので、南庭のフェイジョアよりも少し背を高くしても管理がしやすいと思う。
実が一番の目的だけど、フェイジョアは花もきれいなので、やはり家の入り口にあるのはいいな、と眺めながらけっこう満足、満足。
夕方から始めたので、写真を撮るころにはもう暗くなってきた。土がだいぶあまったので、今度、玄関まわりの砂土と入れ替えよう。

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2001.9.26(水)

午後、玄関まわりの東庭の雑草取りをした。グランドカバーに植えてあるクローバーは残し、カタバミ(似ているので間違えてクローバーまで抜きそうになる)と、穂が出ているイネ科の草をわんさか抜いた。
昨年は伸び放題ですごかったクローバーも、今年は暑かったせいか元気がなかった。でも、全姿や茎のランナーだけのも少しは残っている。来春また元気に伸びてくれるといいのだけれど。
ときどき寒い地方に住んでいる方からメールをいただくと、クローバーは抜いても抜いてもたくましく生えてくるんだそう。やっぱり寒地向きの牧草なんだ。
東庭は地中に水道の管が埋まっているので、あまり深く土を掘り返したりできないので、工夫もいまいちできないのがもどかしい。
でも、生け垣のカネモチくんの脇くらいなら大丈夫かなと、我が家で唯一挿し木に成功して大きくなっているフェイジョアの鉢を1日置いてみた。おーこの場所ってけっこう日当たりがいい。
西庭は畑だし、南庭も満杯になりそうだから、このフェイジョアはここに地植えしようかなと思った。鉢は10号鉢に植えてあるから、30〜40cmは深く土を掘り返さなければいけないけれど、家の入り口にフェイジョアの木があるっていうのも悪くないなって考えている。管とかがあったらだめだけれど、今度トライしてみよう。

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2001.9.25(火)

モグラの穴は畑のあちこちに空いていて、そのせいで芽の出ていない場所も部分的にけっこうある。ニンニクを植える予定のA畝にも穴があった。
もう、どうしようもないので、タキイの通販カタログに載っていた『新型モグラタタキ』4500円というのを今朝、郵便振替で注文した。『地中に差し込んでおくと超音波でモグラやネズミを驚かせて追い払う』というもの。本当に効き目があるのかどうか半信半疑だけれど、値段もけっこうはるけど、もうこれ以上野放しにしておくことはできない。CD-ROMよりこちらのがいいし。
ブルーベリーのティフブルーの1株を先日『DOIT』で買ってきた大鉢に植え替えた。今まで入っていた鉢の中は、もう根がびっしりだった。ティフブルーは今4株、同じラビットアイ系のホームベルは2株あって、予定では今年11月くらいにティフブルー2株(すでに1株は地植え)とホームベル1株は地植えにする予定。残りの株は鉢栽培の予定で、鉢は当初発泡スチロールで作った2段式プランターにしようかと思ってたけど、発泡スチロールのプランターは(重くて)動かすのに苦労するので、結局、購入鉢にした。
夕方は育苗していたキャベツ5株をB畝に植え付けた。育苗箱は上に網をかけていたが、どうも下からバッタが入っていたらしく、けっこう葉っぱが食われている。今朝も1匹入っていたので捕殺した。まぁ、カタツムリのように新芽を食べられるよりはいいが…。
すでに植え付けていたキャベツ&芽キャベツに追肥も与えておいた。

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2001.9.23(日)

畑で刈り取り乾燥させていた黒ごまはきのう、萌果から種子を全部収穫した。200ccの計量カップに入れて計ってみたら、だいたい150cc強くらいのところ。ザルに入れてざっと水洗いし、今乾燥させているところ。これで乾けば、煎っていよいよ食べはじめだ。
タネまきしてたコマツナやコカブ、ホウレンソウや春菊もすっかり芽が出て、畑もだいぶにぎやかになってきた。もうじきニンニクも植え付け予定。
でも、ホウレンソウ&春菊をまいたG畝に通り穴があったりして、地中にモグラはいるらしい。根菜でなければまぁ安心だけれど、ニンニクを植えても掘りかえされそうで、ちょっとこわいなぁ。

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2001.9.19(水)

畑に残してあった黒ごま2株もきょう切り取り、部屋の中で乾燥&収穫。
トマトはきょうも3つ(モモタロウ2つとカゴメちゃん1つ)収穫できた。たまに木に成りつつ腐ってだめになる実もあるが、今年はトマトはものすごく長持ちしている。
先日、接ぎ木したフェイジョアはもう葉がくたびれてきて、だめっぽい。やはり初心者には接ぎ木はむずかしいのかなぁ。
きのう浜松に出張で、新幹線の中でウメの本を読んでいたら、『腹つぎ』という接ぎ木の方法が初心者には比較的やさしいと書いてあって、またちょっとやってみたくなった。『腹つぎ』は新しい株を作る方法ではないけれど、別品種を1本の木に接ぎ木したいという場合にはよい方法かも。

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2001.9.16(日)

このところ雨が降っていたのでできなかった畑仕事を午後から実行。
まずはC畝にまいて発芽した大根がだいぶ虫食い(バッタじゃないかと思う)にあっていたので、大丈夫な株は残しつつ、あまりひどい株は抜き、空いたところに新たにタネをまく。C畝はモグラの通ったような跡もあって、土が浮き上がっているのを直しつつの作業。根菜のときは困るなぁ。
黒ごまはだいぶ収穫して家の中で乾燥させているけれど、だいぶごまもたまってきて、きょう200ccの計量カップに入れて計ってみたら半分くらいの位置まできた。もうちょっと採れそうだから、期待。
黒ごまはほとんど収穫し、わずかにG畝の端のほうに2株くらい残っている。空いているG畝は軽く耕し(ここはモグラの通り道になったり、ごまの土寄せのときに土がかたいと感じたので、ひさびさに耕転)、自家製生ゴミ肥料を全体に入れ、ホウレンソウと春菊のタネをまく。
F畝は前回草取りをして軽く表面を耕すような形になっていたので、そのままコマツナとコカブのタネをまいた。 D畝に芽の出ている人参は少し間引き、人参&インゲンの株間にJTの有機質肥料を入れた。今月下旬にニンニクを植え付け予定のA畝の雑草を軽く抜いておいた。もうだいぶ日も短くなってきているので、夕方早めに切り上げた。

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2001.9.13(木)

午前中、自転車で『DOIT』東習志野店まで行き、多肉植物用の土や大鉢を買った他、接ぎ木用のテープとロウを買った。
今まで挿し木やとり木はやっていたけれど、接ぎ木はやったことがない。きのうの挿し木は時期外れだけれど、図書館で借りたフェイジョアの栽培書を見ても、接ぎ木は今の時期にできるというので、帰って早速フェイジョアに別品種の枝を高接ぎしてみることにした。
まず鉢のマグニフィカ(一昨年、挿し木して唯一根付いたもの)にクーリッジとセロウイアナの枝を接ぎ、鉢のセロウイアナ(今秋地植えの予定)にはクーリッジを接ぎ、地植えのマグニフィカにはセロウイアナの枝を接いだ。本によると来春に芽が動き出すそうで、初めてだから試行錯誤しながらだったし、成功するかどうかどきどき。
これで接ぎ木がうまくいくようになったら、ミナミさんや高田さんに小梅ちゃんの枝を接いでみたり、春になると庭のあちこちで芽吹くサンショウの木を使って雌サンショウを作ってみたりしてもいいかなぁと思っているところ。
台風被害がなかったと思ったブルーベリーはやはりちょっと枝が折れていた。でも今年実を付けたあとの枝だったから、別に大した被害ではない。折れていた枝は剪定した。その他、クーリッジと鉢植えの月桂樹の植え替えもした。

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2001.9.12(水)

午前中、台風15号の影響で乱れた庭の植物たちの整理をした。高田さんが北側に傾いていたのを引っ張って生け垣の柱に農業用ビニールヒモで結んで、なんとか戻した。高田さんはちょっと高くなってる生け垣の脇に植わっているので、土が石の間から流れてしまうのか、ちょっと凹んでいたので、プランターに入っていた土をだいぶ入れた。
フェイジョアもよくよく見ると、ちょっと南側に傾いていたので、ヒモでベランダの柱に結び付けた。
I 畝のトマトは支柱が折れているわけではなかったので、実のついている以外の枝は花が咲いていたところも、みんな切り落としてさっぱりさせ、支柱の横棒を結び直してまっすぐに立て直した。まだ青い実がけっこういっぱい(3株で10個以上)付いている。
ブルーベリーのホームベルの収穫が終わったので、横に長く伸びていた枝を剪定した。ティフブルーはもうちょっと収穫が続きそう。
フェイジョアの枝も大きな剪定はしないものの、2種(マグニフィカとセロウィアナ)のいくつか枝を切って挿し木して、H畝のグリーンアスパラの脇に挿してみた。うちはもうこれ以上増やしても場所がないから、プレゼント用。
畑の作業は、気温が高かったのでやめた。早く南庭を果樹園にしたくて、ちょっとウズウズしている。

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2001.9.11(火)

台風15号の勢いはすごかった。一番雨風がひどかったのは関東地方を暴風雨域に巻き込んだ昼頃。部屋の中から庭を眺めていて、一番びっくりしたのは太い高田さんの幹が地際から揺れ動いていたこと。あれは根ごと動いていたんだろう。背の高い鉢(トマトとタカノツメの10号鉢&肥料袋鉢)はことごとく全部ひっくり返った。
夕方になって台風は過ぎ去り、雨もやんだので庭に出てみんなを見回った。高田さんは木全体が少し北側に傾き、戻そうとしても無理。ミナミさんは葉がだいぶ落ちたが、無傷。ブルーベリーもみんな無傷。温州みかんはビニールヒモでベランダの柱に結び付けておいたのが切れて南側に傾いていて、新たに丈夫な農業用のヒモで引っぱって結び直しておいた。地植えのトマトは南側に傾き、でも実は落っこちてなかった。でも樹形がめちゃくちゃ。フェイジョアは支柱を3本立てて枝を誘引しておいたお陰か、4個ついていた実もみんな無事だった。ただ支柱が1本地面から外れ、幹をだいぶ傷つけてしまった。
予想外に木たちは被害がなかったけれど、畑の発芽したばかりの大根とプラムトレイの春菊の芽が風でなぎ倒されていた。春菊は畑にじかまきでタネをまき直すつもりだけれど、大根もやり直さないとだめかなぁ。

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2001.9.10(月)

またまた台風(15号)だ。今年は猛暑だったから、台風の発生も多いのかな。こんな嵐の中でも、ミナミさんの下のヒガンバナがまっ赤に咲いていた。
今回は家の中に避難させているのは、外に置いておくと風でコロコロ倒れる鉢植えのフェイジョア2つだけ。ブルーベリーは1箇所に寄せ集めておけば大丈夫そうだ。あとはベランダのサンダルを飛ばされないように部屋の中に入れた。
午前中はまだしも、午後になってどんどん雨風が強くなってきて、家の中から見ているとトマトの株がすっかり45℃くらいに傾いている。この風でせっかくついている実が落っこちてしまうんじゃないかとちょっと心配。

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2001.9.8(土)

水曜日にタネまきしたC畝のコカブ&コマツナとプラムトレイの春菊が発芽していた。C畝は前作がキュウリで、おばけみたいに大きくなりすぎた実を土の上に何本か放置していたのだけど、そのせいか、種子が発芽している。どうせ芽が出てくれるのなら、来春にしてくれればいいのに。これから育てても仕方ないので、全部抜いているところ。昨年も同じことをしたのだけれど、芽は出なかった。今年のタネは『芽ぶき屋』さんから買った在来種のタネだったからかしらん。
黒ごまは毎日見に行って、下の萌果が開きかけている株は刈り取って部屋の中で紙袋に逆さに入れ、毎日種子をふるい落としている。だいぶたまった。全部収穫できてから、使いはじめようと思っている。
『ごまは1本仕立てにして出てくるわき芽はみんな摘む』と本に書いてあって、その通りやってきたけれど、1株だけ下のほうから摘み忘れたわき芽が伸びて、けっこう萌果がついているのがあった。なんか、ちょっと得した気分。
植えてある株のうち育苗して植え付けたのではなく、じかまきして大きくなったのも数本あるはずで、その株かどうかはわからないけれど、倒状せずに直立して育っているものもある。やはり来年から育てるときは、育苗するのではなく、じかまきしてちゃんと土寄せして育てようと思う。

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2001.9.6(木)

きのう植え付けたキャベツ類の株のまわりに敷き草に、少し前に剪定したローズマリーを敷いておいた。ローズマリーの匂いを夜盗蛾が少し嫌うという望みのもとに。敷き草は土壌や作物のためにはいいけれど、ナメクジ,カタツムリを増やすんだよなぁ。
10号鉢のタカノツメに自家製生ゴミ肥料を追肥。D畝の人参の芽が動きはじめていた。
トマトは赤くなって、もうすぐ収穫できるかなぁと楽しみにしていると、オオタバコガの幼虫に食害されていて、触るとどろどろになっているのがけっこうあって、がっかり。トマトは生命力が強いのか、次から次へとわき芽が出てきて、摘むのに忙しい。挿し穂して育てている肥料袋のカゴメちゃんも少しずつ収穫できているが、なんかみんな小粒だ。

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2001.9.5(水)

午前中、B畝に購入苗のキャベツを2株、芽キャベツを3株植え付けた。仕上げに、虫除けも兼ねればと天恵緑汁500倍液をまいておいた。
この畝は合計8株植え付けかと思っていたが、2列で株間45cmで計ってみたら、10株植え付けられるみたい。あと5株植えられるから、今育苗しているキャベツの中から3株と、新たに今月下旬にタネまきして、少しずつ時期をずらして収穫できるようにするとよいかも。
その後はC畝の大根の横にコカブとコマツナのタネをまく。株間15cmですじまきし、肥料は自家製生ゴミ肥料をその間に埋めていく。先日だいぶ雑草を片付けたつもりだったけれど、けっこうイネ科の草の根が残っていて、それを抜きながらの作業になった。
ついでにE畝とF畝の空いているところの草刈りもやり、自家製生ゴミ肥料を全体の土に混ぜ込んでおいた。雑草の『海』だった畑はだいぶ『小川』(通路部分)くらいになった感じ。ここまでで午前中終了。
お昼を食べたあと、G畝の次の予定の春菊をとりあえず(まだもう少し黒ごまがかかりそうなので)プラムトレイにタネまきした。また、ブルーベリーのホームベルの1株を少し大きめの鉢に植え替えた。ポリポットに植えてあったハイブッシュ系のダローも根がいっぱいになっていたので、ホームベルがあった鉢に植え替えた。H畝に今あるトマトが終わったら、ブルーベリーを少しここに地植えしようと思っているのだけれど、こういうときに限ってトマトがなかなか終わらない。
夕方、先日剪定して出た月桂樹の葉を束ねたものをご近所に配って歩いた。3件お隣のSさんちに行ったら、入り口のところにフェイジョアがある! もう主枝がどれかもわからないようなぐちゃぐちゃの木だったけれど、たしかにフェイジョアだ。Sさんちはちょっと奥まっているから、こんなに近くにフェイジョアの木があったとは知らなかった。きっと、この木の花の花粉をもった蜂が我が家のフェイジョアに受粉してくれたんだろう。おじさんに聞いたら3株あるそうで、『手入れもぜんぜんしてない』って。なんてもったいない! 『実が青いから成っていてもわかりづらい』んだって。そりゃ、もうちょっときちんと仕立ててなければ無理だろう。

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2001.9.4(火)

ミナミさんの下に植えてあったヒガンバナが芽を出していた。
庭にはあらゆるところにモグラ除けにヒガンバナを植えてあるが、他の場所はまだみたい。ヒガンバナが咲くといよいよ秋深まるって感じになるなぁ。モグラ除けは少しは役立ってくれているのかしら?
この前の土日に今月植え付け予定のニンニクの種球を整理していたら、腐りはしていないものの、縮んでけっこうだめになっている球があった。
なーんだ、自然農法でもこうゆう風になるんじゃん。今年は不耕起でも、ちゃんと少しでも肥料を入れて育てようと思った。やっぱり肥料入れないと収穫した球がミニチュアなんだもの。

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2001.9.3(月)

土日は雨が降らなかったので、きょう降らなければ水やりしようと思っていたが、昼前から降り出してくれたので手間がはぶけた。
雨が降り出す前に畑に行ってみたら、先週タネまきした大根とインゲンの芽が出ていた。人参はまだ芽が出ていない。
今春にタネまきした人参は肥料が少なかったのか、それともモグラの悪さのせいか、あまり太ってくれない。もう待ちきれないし、隣の7月にまいた人参も成長しているので、収穫をはじめた。やっぱり、ちゃんとしっかり肥料あげないとだめだわ。
黒ごまは少しずつ葉がしおれだして、きょうは一番下の萌果が開いているのが1本だけあったので、それだけ根元から切って部屋の中で陰干ししている。試行錯誤していたあの、今までの『しおれ』は収穫のサインなんだと思う。だいぶ早かったから悩んだけれど。来年からの黒ごま栽培の注意点は早めにちゃんと土寄せして倒状しないようにしないといけない。倒れはじめてから土寄せしても、元に戻ってはくれないから。
育苗中の購入苗の芽キャベツ&キャベツはだいぶ大きくなって、ポリポットの中もだいぶ根がいっぱいになっていた。もうじき畑に植え付けする予定。でも植え付けたら、今度は虫害が心配だなぁ。


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