現代メキシカン・アートの先駆者といわれているポサダは、骸骨の作品をたくさん 描いています。そこには「金持ちも貧乏人も一皮むけばみな骸骨」とのメッセージ が込められているそうです。
メキシコでは古くから祖先の骸骨を身近に飾る習慣が あったようです。死と生まれ変わりの象徴らしいのですが、生の実相を死を通して 見つめているような気がします。何となく、ブッダの教えと似ていると感じました。