Sadhu! Sadhu! Sadhu!
英語の意味は 「 ヒンドゥー教の苦行者」 ですが、パーリ語の意味では 「すばらしい」 です。仏典ではブッダが弟子の言葉に賛成・賞賛の意を表すときに、「それで良い」 「実に良い」 という意味で用いられています。 ブッダは同じ言葉を必ず三回言ったといわれていますが、ここでは弟子もブッダの言葉に対して称賛の言葉を同じように三回言っています。
和風デザートの善哉(ぜんざい)は、元々はパーリ語 「sadhu」 の漢訳です。 仏教語の 「善哉 (よきかな) 」 がお汁粉を意味するようになったのは、これを食べた僧があまりのおいしさに善哉 (よきかな) と賞賛したからといわれています。また、一休禅師が初めて善哉 (ぜんざい) を食べた時に 「善哉此汁 (よきかなこのしる)」 といったことからともいわれています。
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