動揺や疑念とは、「ブッダは本当に悟ったのか」 とか 「この修行で本当に苦が消滅するのか」 とか 「ブッダの弟子は本当にこの修行で悟りを得たのか」 とか 「来世というのはあるのか、前世というのはあったのか」 等々、このような気持ちを抱くことです。
動揺や疑念は、このような気持ちを抱かせる原因に対する無知によって生じます。動揺や疑念は、永続しないと気づくことで消え去ります。真理に気づくことでも消え去ります。
完全に消し去るには、須陀オン〈しゅだおん〉の道を歩むことだそうです。