Hitomi Soga, the abductee, was visibly upset and canceled a news conference after reading an advance copy of the weekly Syukan Kin'yobi (Weekly Friday), which included an interview with her husband and two daughters. In the interview, her husband, Charles Robert Jenkins, 62, and daughters Mika, 19, and Belinda, 17, urged Soga, 43, to return to the Democratic People's Republic of Korea (North Korea) as soon as possible.
<Key Word> visibly [vi'zэbli] : 明白に
* visible(明白な)の副詞形
<重要語句>
☆ upset [Λpse't] : 動揺させる(upset-upset-upset と活用)
☆ advance copy : 予定原稿
☆ include [inklu':d] : 含む
☆ urge [э':(r)dз] - to 〜 : - に 〜 するように勧める
◆ 単語の意味が分かったところで、もう一度読んで全体の意味をつかんでみて下さい。
Hitomi Soga, the abductee, was visibly upset and canceled a news conference after reading an advance copy of the weekly Syukan Kin'yobi (Weekly Friday), which included an interview with her husband and two daughters. In the interview, her husband, Charles Robert Jenkins, 62, and daughters Mika, 19, and Belinda, 17, urged Soga, 43, to return to the Democratic People's Republic of Korea (North Korea) as soon as possible.
◆ それでは意味をみていきましょう。
拉致被害者の蘇我ひとみさんは、夫と二人の娘のインタビュー記事が掲載され た週刊誌、「週間金曜日」の予定原稿を読み、動揺をかくしきれず、予定して いた記者会見を中止した。インタビュー記事では、夫のチャールズ・ロバート ・ジェンキンスさん(62)、娘の美花さん(19)、ブリンダさん(17)が、蘇 我さん(43)に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)にできるだけ早く戻ってほ しいと呼びかけている。
◆ 発音記号ワンポイントレッスン
今回から<重要語句>に発音記号を付けることにしました。発音記号に馴染み のない方もいらっしゃるでしょうから、毎回ひとつ一つ解説していきます。
発音記号は基本的にはローマ字読みですが、ローマ字にはない記号があります ので、それを重点的に取り上げていきます。
upset [Λpse't]
[Λ]
日本語に近い音としては「ア」。[a]の発音との違いとしては、[Λ]はあまり口 を大きく開けないこと。
upset [Λpse't](動詞)が名詞で使われると、「ろうばい」「混乱状態」で、 アクセントは第一音節に置かれて upset [Λ'pset]となります。
*「名前動後」という便利な言葉があります。一般的に名詞と動詞の両方がある 単語では、アクセントが名詞では前になり、動詞では後ろになるということで す。もちろん例外もたくさんあります。
* アクセントは母音にあります。アクセントは発音以上に大切なので、必ずチ ェックしましょう。
◆ 最後に本日の Key Word を確認して終わりましょう。
<Key Word> visibly [vi'zэbli] : 明白に
●編集後記●
■拉致問題で世論が一斉に北朝鮮批判をしている中、「朝鮮戦争時の米軍によ る戦争犯罪」などをテーマにした特集を組む「週間金曜日」の筋金入りの天の 邪鬼ぶりに敬意を表するが、ちょっとピントがずれているのではなかろうか。
■「週刊金曜日」の黒川宣之・編集主幹は「判断材料を提示するのがわれわれ 報道関係者の務めだ」「曽我さんは家族の情報を知りたがっており、それを伝 えることはジャーナリストの責務」と記者会見で述べた。逃げ回っている社会 党(社民党)の幹部の方たちに比べ、きちんと出てきたのはりっぱだと思うが、 話している内容を聞いて、単なる厚顔無恥なのではないかと。
■かつて知識人の機関誌といわれた雑誌「世界」、知識人の新聞といわれた 「朝日新聞」をはじめ、多くの北朝鮮応援団がいた。ほんの数年前、金日成が 生きているまで北朝鮮は「地上の楽園」だった。身につける服も満足にないア ダムとイブの世界だった。きれい事がどれだけ人々を不幸に陥れるか、地獄へ の道は善意で敷き詰められていたんだ。
■「報道関係者の務め」「ジャーナリストの責務」などという言葉を聞いてい ると、「民主主義人民共和国」という言葉同様空々しさを感じる。「週間金曜 日」も結局は彼の国と同一線上にいるわけだ。
■カイカクと声高に叫び、美辞麗句を並べ立てている高支持率のソーリダイジ
ンも、その末席に連ねているのではなかろうか。耳に心地良い言葉で不幸にな
るのはいつも声なき弱者なんだけど。