東海道を歩きました  2009   〜 夏 〜


7月25日(土)  

静岡県掛川市 → 東海道 → 東海道中間地点 → 国道 1 号線浜名バイパス → 静岡県浜松市

遠州灘海浜公園の遊具の中で野宿

5時30分から18時00分まで歩く。平均歩行時速2.4km (30km / 12時間半)


4 時半頃目覚める。独り占めの公園と独り占めのあずまやは、蚊に悩まされたが、寝心地が抜群によかった。プードルを連れた女性と公園で出会う。わたしを避けるように遠ざかって行った。ここでも、やぱり、誤解されている。

よく寝たからだろう、この日は快調に歩く。朝食は6時頃にすき家のとん汁セット。昼食は10時頃に同じくすき家の牛丼。規則正しい食生活だ。

午前中は雨が降ったり止んだり。その度にリュックに干した洗濯物を片付けたり、また干したりとせわしない。天気に弄ばれている気がした。午後、雨が上がった。梅雨明けだろうとその時は思ったが、雨はその後も降り続き、結局、この年は梅雨明けの日が特定されなかった。

天竜川と国道 1 号線が交差する地点が、東海道の中間地点とか。天竜川を渡ると案内板があった。案内板に従って旧東海道を歩く。現在の地名は中野町だ。当時の風情はあまりない。

若い女の人が話しかけてきた。東京から京都まで歩いている私に驚いたり感心したり。家の中に入って家族に話したのだろう、その女性の兄か弟か、その家から出てきた男性が話かけてきた。私は喉が乾き、疲れていたので、近くの木陰に腰を下ろした。

雨が上がった午後から陽射しが強くなる。疲労はます。途中、広い公園で休憩する。公園のそばに老人ホームの立派な建物がある。

夕暮れが迫ってくるのを感じながら、浜名バイパスを歩く。ねぐらを探そうとするが見つからない。困ったと思っていたら、遠州灘海浜公園があった。公園内は週末だからだろう、まだ大勢の人がいた。

暗くなり人がいなくなるのを待って、あらかじめ決めていた遊具の中に落ち着く。3階建ての家を模した遊具で、居心地がいい。2階のデッキのような場所に寝袋を広げる。立ち上がると、浜松の夜景が見えた。真上には星空が広がっている。これが放浪野宿の醍醐味なのだろう。


経費

すき家とん汁朝食セットライス大盛り  \340
すき家牛丼並み健康セット \440
ピルクル500ml \116
ヤマザキのナイススティク \110
レーズンバターロール \190

合計 \1,196










Top ページへ