本日はいやいやながらの休日出勤でございました。 しかも夫婦そろっての出勤です。 ふーやれやれ。
ところで私達は休日出勤に限らず毎朝出勤前にコンビニに寄ります。 今日も二人で仲良く寄りました。 土曜日ということもあって店はガラガラです。 そしてちょうど、ほたちゃんの会計が終わったのでそこのレジに品物を置きました。 すっかり顔なじみになったお姉さんと途中からおばさんも加わって会計はあっという間に終わりました。
ここで私は会釈をして店を出るのですが、今日はちょっと違いました。 お姉さんがやや強張った表情で「あのー」と遠慮がちに話し掛けてきたのです。 「はい?」と答えると「さっきお会計をした男の人なんですけど…いつも一緒にいらっしゃいますよねえ」 どうやら、ほたちゃんのことのようです。 おつりでも間違えたのかな、と思いつつ頷きました。 すると、「兄弟ですか?」
………………………………………………はい?
おそらくこの時、私も目は文字通りまん丸になっていたと思われます。
「よく似てるなーっていつも思ってたんですよー」
どこが!?
人の顔でもっとも印象を左右するのは目だといわれています。 自慢じゃありませんが私はきっぱり一重、ほたちゃんはくっきり二重、どう見たって赤の他人顔です。 このお姉さん目が悪いのかなと思っていると、横のおばさんまでうんうんと頷くではありませんか。 二人して似てるって思っていたんですか? 似てないって思ってた私が少数派なんですか?苦楽を共にしてこなれまくった夫婦なら「兄弟みたいに似てる」と思われるのもありでしょう。 でも私たちはどうがんばっても十年にも足りません。 夫婦としてはひよっこの青二才のぺーぺーです。 なぜそこの二人が私たちを似てると思ったのか、さっぱり見当がつきませんでした。
余談ですが、そのあと気になったのが「どっちを年上だと思ったのか」ということです。 よもや姉弟と思ったんじゃないでしょうな。 気にはなるけど結果が怖いので訊く勇気のない小心者の麒麟でした。
(2003.05.31)
日曜日に友人夫婦の引越しの手伝いに行きました。 トラックを持っている人がいたので、それを使わせてもらっての引越しでした。
さて好奇心旺盛な私ですのでこの機会を逃すテはないと、お願いしてトラックに乗せてもらいました。 (運転手もほたちゃんの友人ですので気兼ねはしていませんでした) トラックは助手席に二人乗れるようになっています。 運転手と私の間には既にほたちゃんが乗っていました。 狭そうなので場所を変わろうかと訊いたら、やめた方がいいと言われたのです。 「何で?」と尋ねると「真ん中の席に座る人は腰までしかシートベルトがないからヘルメットの着用義務があるんだけど、メットかぶるの嫌でしょ?」とのこと。
確かにほたちゃんの前にはヘルメットがあります。 しかも「漢の汗」がしみついたようなやつです。 かぶるどころか、匂いをかぐのも遠慮したいです。 そういうことでありがたく窓際の席に座らせてもらいました。
そして出発。
当たり前ですが振動が直接響いてきます。 カーステレオなんてものはありませんので、振動とエンジンの音だけです。 それはそれでいいもんですが、乗り物酔いしやすい人はやめた方がいいでしょう。 私も酔いやすいですが、今回は大した距離ではないのでなんとかなりました。 さて隣を見ますと、ほたちゃんはノーヘルです。 って、おいおい。
「ヘルメットをかぶらなきゃダメなんでしょ?」
私の当然の疑問にニヤリと笑って
「ポリさんがいたらかぶる」
さすがに「漢の汗」メットはできるだけ避けたいのでしょうか。 その言葉通り、トラックがポリボックスの前に差し掛かるや否や眼にも止まらぬ速さでヘルメットを頭の上に乗せたのです。 そして通り過ぎると即座に脱ぎました。 運転手が一部始終を見ながら吹き出しそうな顔をしていました。その夜、引越し先の新居で夕食が振舞われました。 その席で運転手がニヤニヤと「トラックに乗って、ほたるが交番の前でパッとメットかぶったんだよ」と言い出したのです。 笑う気持ちもわからないではありません、オマエは教師の前だけ廊下を歩く小学生か?というところでしょうか。 すると一人激しく笑い出した人がいました。 見るとトラックの持ち主(女性)でした。 彼女は息も絶え絶えに言いました。「信じたの!?」
……………………………………はい?
「教習所でそんなこと習わなかったでしょー。信じちゃったんだぁ。あははははー」
となおも笑ったのでした。運転手も一緒に笑ってました。
だ、だまされた。
しかも運転手も共犯で!その後「あやしいなぁとは思ってたんだけど、まぁいいかなーって…」とボソボソつぶやいたほたちゃんでしたが、それはどう贔屓目に見ても負け惜しみにしか聞こえないのでやめておきましょうね。
(2003.05.20)