2002.08のつぶやき To Lounge  Index 





昨日は「明智小五郎 対怪人二十面相」を観ました。 一ヶ月くらい前から楽しみにしてまして、録画をしながら観るという私にしては珍しいことまでやってのけました。 何が珍しいって、テレビ番組を録画することなんて滅多にないんですよ。 滅多にないことをしたものだから失敗してしまいましたけど。ははは…はぁ。

田村正和といえばやはり『古畑任三郎』ですよね。 今回は明智と古畑の違いがどうなのか、というところに注目していました。 結論から言えば仕草や口調にはっきりとした違いはなかったのですが(私がわからなかっただけかも)、全体的に明智の方が人間くさいなあという印象でした。 そういうストーリだったのだから当たり前の感想かもしれませんが。

ビートたけしが出ているドラマって初めて観たのですが、思ったほど毒々しさはないのですね。 えらい渋い二十面相になってしまったなあと笑ってしまいました。

でも、でもですよ、あの脚本はなんじゃあぁぁぁぁああ!!!
書いたヤツ出てこぉーい!!!
「怪人二十面相も人間なんだよ」と言いたいのはわかる。 でもそれを「苦しみ悲しみを背負わす」というやり方で表現するってのはどーゆーこったい? おかしいよ、それは。 原作で二十面相は少年探偵団のメンバーを何度も危ない目に遭わせたけれど、一度として命を奪おうとしたことはなかったでしょうが。 明智のことを邪魔だと思っていたにも関わらず殺そうとはしなかったでしょうが。 毎回毎回予告はするわ、やたら派手なことをしでかすわ、これはもうエンターティナーの域に達しているでしょうが。 内心何を考えているのかわからないけど、高笑いをしながらハッタリをかましているでしょうが。 つらいことがあっても「でも、負けない。だって、怪人なんだもの」とばかりに色々仕掛けているんでしょうが。 そんな健気な二十面相に何で追い打ちをかけるのだ。 鬼ですか?

そう、二十面相君はエンターティナーなのですよ。 予告状をだすなんて自分の首を絞めるようなことをするのも、観客を集めるためでしょ。 小林少年を始めとする少年探偵団の子供をさらうのも、ごちそうしてちょっとスリリングな目に遭わせるためでしょ。 いい人ですよ、二十面相。 人間を描くのなら、そういう原作を踏まえた描き方をして欲しかったですよ。

それにしても自動車の後ろにあんな大きな缶をぶら下げられて気がつかないのは間抜けじゃないかなあ。

(2002.08.28)




今年は微妙にズレた日程でいただいた夏休みだったので大きなイベントは諦めていましたが、 ほたちゃんのお友達グループが8月17,18日の日程でキャンプを企画してくれたので嬉々としての参加と相成りました。

メンバーは総勢15名(男性9名女性6名)、途中で一人抜けたため14名とそれでも結構な人数でした。 四台の自動車に荷物を詰め込んで出発です。 ちゃんと旅行のしおりもあってタイムテーブルがきちんと記載されているのですよ。 幹事さんすごいです。

待ち合わせの後、一行は島根県の石見海浜公園に向かいました。 きれいな晴天のまさに海水浴日和、海水浴は好きですが人込みが嫌いな私はちょっと不安を感じたのですが、 まあ予想は完全に裏切られました。 絵に描いたような白い砂浜、緑がかった海、真っ青の空、パラソルは上品なアクセントのごとくポツポツとしかありません。 そして何と水平線が見えます。 この年になるまで、水平線の見える海水浴場で泳いだことがなかったのですよ。 もう感動です。

男性陣がパラソルを立てたりしている間に「着替えてきたら?」との言葉に甘えて準備することにしました。 有料のところで着替えるのは馬鹿らしいので、簡易トイレで悪戦苦闘です。 換気設備など一切ないので着替えただけでいろんな意味での汗が流れました。 浜に戻ると男性陣はもう準備完了しています。 ほたちゃんもバッチリ泳ぐぞモードです…ってアンタここでお尻丸出しで着替えたんですか? ま、いーけど。 日焼け止め塗ったら?と言うと「面倒だからいらなーい」子供みたいなお返事で笑わせてくれます。

そして準備万端な15名はズラリと一列に並んで「よーい、どんっ」の声で一斉に海に走っていきました。 準備運動を一切していないと気がついたのは足までつかってからでした。もう遅い。 さいわい海水が温かったので心臓麻痺をおこした人はいませんでしたが。 そこからはお約束で泳ぐ人あり、漂う人あり、棒倒しする人あり、それぞれです。

棒倒しは女の子だけでやっていました。 最初のうち罰ゲームは何も知らない男性たちのところに行って挨拶をするというものでした。 そのうちに自分たち男性陣が罰ゲームに参加していると気がついて「俺たちが課題を出す」とのありがたいお達しがありました。 それからは砂に埋められる人あり、胴上げされる人あり…。 私ですか?見事に棒を倒しましたとも。 「胴上げされていらっしゃい」とにこやかに送り出されましたとも。 そりゃあもう、空中を舞いましたさ、腰が抜けましたさ、ジェットコースタ以上の経験でした。

昼食は『そうめんと付け合せ』。 もちろんそうめんは現地で作ります。 カセットコンロもございます。 付け合せは前日女性陣の有志が集まって作ったそうです。 私も誘われたのですが、会社があったので残念ながら不参加でした。 でも付け合わせっておにぎりだの唐揚だの卵焼きだの、それだけで充分じゃないかという量です。 これにそうめん十束、お湯はなかなか沸きませんでした。 結局そうめんをゆがくのに一時間かかりました。 沸騰しきれていないお湯を使ったので少々ボソボソの食感でしたがアッという間になくなりました。 皆さんかなり空腹だったようです。 唐揚とか鶏の煮付けとかもおいしくって、これがまたビールによく合うのでございます。 私もボトル缶をほぼ一本飲んでしまいました。 いつもなら頬が染まって上機嫌になるのに、全然酔いを感じなかったのが不思議です。 結局、皆でお弁当もほとんど空っぽにしてしまいました。

午後からも泳ぎまくって…というよりは浮き輪につかまって漂いまくっていました。 飲酒後の海水浴は危ないのですが、この時はすっかり飲んだ事を忘れていました。 でもこの海水浴場、遊泳区域を区切るブイや綱がないので油断するとどこまでも流されていきます。 定期的に元の場所に戻らないと、どこぞに不法入国することになったでしょうな。

いい時間で切り上げて次は温泉に向かいます。 着替えるのは面倒なので、砂だけ洗い流したら車のシートにバスタオルをひいて乗り込みました。 クネクネ曲がる山道を通っていきます。山中の秘湯を目指してるの?って、期待は高鳴りますね。 幹事さんがインターネットで見つけたいい感じの温泉だそうです。 目的の温泉に着くと駐車場の入り口に看板が立っていました。
『海水浴後のお客様はお断りします』
ガーンッ!!!
「そーゆー大事なことはホームページにもちゃんと書いとけぇっ」と叫びたかった…。 「二度と来るもんかっ」と捨て台詞を残して急遽近くのホテルで海水浴客OKの温泉に変更しました。 水着を脱ぐと砂がザラザラー…ごめんなさい、いやがられるわけですね。 鏡を見るとお尻が水着の形にまっかっか、膝の裏も赤い赤い。 どうやら日焼け止めを塗ってなかった部分だけ焼けてしまったようです。 お湯がしみます、イテテ…。
男湯からは笑い声が響いてきました。
「ほたるー、お前何やってんの?」
…どうやらお湯につかれない人がいるようですね。 だから日焼け止め塗ればって言ったのになー、ふっふっふー。(無理強いしなかった私も意地悪)

湯上りには、お手製の服が用意されていました。 色違いのお揃いのシャツを作ってくれた人がいたのです。 ポテポテ体型の私としてはサイズが不安だったのですが、ゆったりと作ってあるのでぜんぜん問題なしでした。 ぷりちーな格好でご満悦。

温泉でリフレッシュした人と消耗した人を乗せて、車は一路ログハウスへ。 今回ログハウスが良いという声が多かったのですよ。 女性も多いしね。
ここで一人帰宅。 用があるとのことで、仕方ないんですが寂しいことです。
さて、予定時刻に遅れての到着だったので、休憩する間もなく夕食の準備に入りました。 男性陣はくるくるとよく働きます。 逆に女性陣はボーと座り込んでいたり、ビデオを撮ったり、準備で動き回ったり六者六様です。 私は虚ろな目をして座っていました。動く気ありませんでした。 他の「私も手伝わなきゃ悪いかなぁ」と言いたげな女の子に「休んでおこうよ」と誘惑までしました。 だって疲れてるもん、へへへ。

夕食は定番のバーベキュー。 炭焼きの予定だったのですが、ガスコンロがベランダに備え付けになっていたのでガス焼きになりました。 ちと残念。 適当に座った席は運悪く風下で、たまに煙が目に染みます。 もしかして夕飯の準備を手伝わなかった報いでしょうか。 隣のロッジから子供の笑い声が聞こえてきます。 しばらくすると「やっほー」なんて声まで。 するとこっちも「せーの」「やっほー」と返したり。おいおい…。
でも子供はツボにはまったようで、更に大声で「やっほー!」
こっちも興に乗って「やっほー!」
子供が「やっほー」、こっちが「やっほー」「やっほー」「やっほー」「やっほー」「やっほー」「やっほー」「やっほー」…。
そして最後に聞こえたのは「ありがとーございましたーっ」。
喜んでもらえたようです。

さすがに片付けるのは手伝いました。 それから、やはりこれまた定番の花火をして、その後はおやつ&ゲームの時間。 まずは『英語を使ったらだめゲーム』の始まりです。 「英語以外ならいいのかなぁ」と思っていたら 「英語以外もだめ。とにかく日本語以外は全部だめ」というルールが設定されてしまいました。 でも外来語の線引きがすごく曖昧で困りました。 だっていつの時代までの外来語ならいいのかという線引きが判然としなかったのです。 しゃべっているうちに、鎖国してたわりには結構日本語って外国の影響を受けているなあと感心しました。 ほたちゃんが「じゃんけんって日本語じゃないでしょ?」と言った時は驚きましたが。(なんでやねん) 罰ゲームはウイスキーをキャップ一杯一気飲み、もしくは青汁一口です。 それだけでは会話が減るだけなので、更に『三文字しりとり』も始まりました。 これって有名なゲームなんでしょうか? いまいちルールを理解できなかったので(アルコールのせいかも)私は不参加にしました。
「で、しりとりの罰ゲームは…」
「あっ、ゲームって言ったね。それは英語だよ」
と、しりとりのルールを決めるだけでウイスキーを飲む人が出てきます。
「じゃ、しりとりスタート!」
「スタートは英語だってば。お酒と青汁、どっちがいい?」
この『外来語はだめゲーム』、かなり面白かったです。 まったりとして、それでいてスリリングなひとときを過ごしたい方にお勧めのゲームですよ。

夜もふけると、皆のまぶたが重そうになってきました。 寝ようということで、さっさと布団をひいて、男性は一階、女性は二階の割り当てに従い、各自適当な布団をキープ。 二階の吹き抜けから下を見ると、グッタリとなったほたちゃんが蛙の開きみたいな格好で寝転んでいます。 他の人も日焼けしたところが布団にすれて痛いのか、横を向いたり仰向けになったり少しでも楽な寝相を模索しています。 しかも男性の布団は人数より一組少ないために、一部窮屈なことになっている人もいます。 それでも「女の子の方が身体が小さいんだから布団が一組少なくても大丈夫だろう。こっちに人数分よこせ」と言う人はいません。 非常に紳士的な人ばかりです。(感謝感謝)

おやすみなさい。


目覚めの音楽はハイジのテーマでした。携帯のメロディですけど、山つながりでナイスな選曲です。 空気はひんやりしていて、誰かがクーラをつけたのかと思っていたら天然でした。 水も冷たくて、顔を洗ったらシャッキリ目が覚めてしまいました。 布団を上げたり、朝食の準備をしていると近くにいる男性がサッと手伝ってくれます。 キャンプだから、というのを差し引いても親切な人ばかりです。 「いつもは全然手伝ってくれないのに、今日はよく働くなあ」と呟いてる奥様もいましたが。

朝食のメニューはセルフ式ホットドッグとおにぎり。 誕生日の早い人から好きなものを挟んで焼いていきます。 しばらくゆっくりしてから、後片付けと残ったものの分配。 私たち夫婦が選んだのは、お酒とさきいか。このままプチ宴会ができそうです。

そして前日待ち合わせをした場所まで帰りました。 「家に帰るまでが遠足です」の言葉に「それって結構物悲しい響きがあるよなあ」と返しているのを聞いてとても納得しました。 確かに楽しいことが終わってしまった寂寥感が押し寄せてくるようです。 これって条件反射なのかしら?

めいっぱい遊んで笑って楽しんだ二日間でした。

(2002.08.19)




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