予言 〜W杯 アノ事件


既にドイツに向けて頭が飛んでいった方もいらっしゃるだろうが、 今回の日韓共催のW杯の『あの』悪名高い試合を忘れたとは言わせない。 『あの』試合とは、そう、決勝トーナメントの韓国−イタリア戦である。 私とて最初から善良なる隣人であり、ホスト国でもある韓国を疑っていたわけではない。 だが私は甘かったのだ。ただの世間知らずでしかなかった。 何と驚くべきことに、かのノストラダムスが韓国−イタリア戦をすべて予言していたのだ。

まずはある予言詩を見ていただこう。

Nepveu & sang du sainct nouveau venu,
Par le surnom soustient arcs & couvert
Seront chassez mis a mort chassez nu,
En rouge & noir convertiront leur vert.

甥と聖なる血が新たにやって来て
渾名でアーチは弦のように上げられ覆われて
彼らは捕まり死にそして裸で追い出される
赤と黒を緑に変えるだろう
(参考サイト http://www.geocities.co.jp/Bookend/5552/

これを順次解釈していこう。

まず「甥」、これはイタリアの暗喩である。ルネサンス時代、アレクサンデル6世という教皇がいた。 彼は教皇という純潔を義務付けられた身でありながら愛人を囲い子供まで産ませたのである。 その子供がチェザーレ、ホアン、ルクレツィアの三兄妹である。 だが彼らは公式には教皇の甥姪として位置付けられていたのだ。本来聖職者には子供がいるはずがないからである。 そして彼らがいたのはイタリア、故に「甥」は「イタリア」と読み替えることができる。

「聖なる血」は無論キリスト教徒の多い韓国を示している。 「渾名」は「レッド・デビルズ」、つまり韓国サポータのことだ。 「アーチ」はサッカースタジアムの曲線を取り入れたフォルムを暗示していると考えられる。 「弦のように上げられ」は「サポータが興奮して」いる様、 「覆われて」は文字通りスタジアムの客席がサポータで覆われたということであり、 「裸」は「プライドを剥ぎ取られた裸のような状態」となる。 赤は韓国、黒は審判のユニフォームの色である。 そして緑は何を暗示しているのか。これは信号の緑、つまり「(トーナメントの次の試合に)進む」ということだ。

それではこれまでの解釈を踏まえて詩を読み替えてみよう。

イタリアと韓国が決勝トーナメントに勝ち進んできて
韓国サポータでスタジアムは興奮の渦に覆われて
イタリアは(韓国の謀略に)捕まり、死ぬような屈辱を与えられて(スタジアムから)プライドを剥ぎ取られて追い出される
韓国プレーヤと審判は共謀して次の試合に進むだろう

いかがだろうか。ピッタリとあの状況に当てはまる。 しかしこれだけではない。更にノストラダムスは日付までも予言していたのだ。 この詩は百詩篇の第十章三十篇として記されている。30−10=20である。 更にこれを線対称に写すと2002となる。 それから詩の一行目に注目されたい。&の前にある「Nepveu」は6文字だ。 次に二行目のやはり&の前までの文章「Par le surnom soustient arcs」は24文字、 これからさっき求めた6を引くと18となる。 何と試合のあった2002年6月18日という日付が浮き彫りにされてしまったではないか。

これだけでは終わらない。試合のあった地名の記載もなされている。 試合会場はデジョン、アルファベット表記では taejon である。 これは三行目に注目されたい。 「Seront」から t 「chassez」から a 「mis」から i 「mort」から o 「chassez」から e 「nu」から nを取り出す。 ここで注意されたいのは、中世ではしばしばiとjが混同して使われていた。 なのでiはjに変換することができる。 そしてこれら六個の文字tajoenを並び替えるとtaejonデジョンとなるではないか。

これでもうすべては白日の下にさらされてしまった。 ノストラダムスは2002年W杯の韓国−イタリア戦で審判との癒着があることを予言していたのだ。 どんな言い訳も無用である。この予言を覆すには神の力をもってしても不可能なのだから。

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