released:Nov. 14,1999
 10代にとっての情報化?。
 
11月13日NHK教育TVで「聞きたい10代の言い分:情報編」をみました。

この番組を見ていて、

おもしろいとおもったのは、

かれら10代も40代、50代の人とおなじ分野で

多様な価値観をもってるということが

見られた点です。

最近は価値観が多様化してるなどと耳にたこができるくらい、

聞かされたり、

読まされたりしていますが、

これは物づくりの際、作り手が、こころがけることとしていわれるときが

多いですよね。また、そのときの対象のお客様は

お金を稼いでる20代以上を暗黙のうちに

えがいてるような気がします。

もちろん、ルーズソックスやプリクラなど、違う商品もありますけど。

 

私は40代後半ですが、自分の10代の頃は

これほど多様でなかったなぁ〜。

もっとアメリカを手本とする価値観で一様に染まっていたと思う。

あらためて、情報化社会、多様な価値観の社会ということを

再認識させられました。 

ファッションや政治問題、メディアまでいろいろ興味あるとかないとか、

TVを10時間/日みるひともいれば、ほとんど見ない人もいたし、

新聞読む人、スポーツ新聞買う人、

コンビニですべての雑誌をチェックし遅刻する人など。

中ですこし気になったのは、

古い価値観、と私は思ってる

政治問題や新聞読むことが、

TV見ることや、芸能ゴシップを求めることより

上にランクされる発言があったこと!。

我々がやってきたように

効率を追いかけ、利益を得て、日本を経済大国にする活動からは

文化そのものは生まれない。

いわゆる経済的価値のない遊びや活動からこそ文化が作られる。

江戸時代の浮世絵がそうだ。それが発展して、いまアニメという文化は

確かにビジネスとして地位を確立してはいるけど…。

そうなると、どちらがいまやるべきことかは…。

日本は経済大国になったけど、世界をリードする文化的価値観は創造していないのでは?。

今、世界から求められてるのは、それじゃぁないの?。


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