released:Aug.21,1999
今のクルマはセダンならセダンオープンカーならオープンカーで地球環境がどんなときでも、あるいは自分の気分がどんなときでも、そのクルマのカタチは変わらない。
そう、俗にいうTPOにあわせてカタチが変わるクルマはできないものだろうというのが出発点であった。さらにあるとき、ひとりから「オープンカーがあるのなら、床のないクルマ〜屋根だけのくるま〜があったって良いじゃないか」との発言が私のものづくりの欲求と挑戦する気持ち、ほかの人にできないものを作りたいという気持ちに火をつけた。それが地球のかけら号である。今のクルマはみな地球の上を走っている、屋根を地球の一部と考え、その下にひとがのり、ちょうど地球の中を走る概念になるじゃないか!!。ユニークじゃないか!。というわけである。
電気の特徴(音が静か、ガソリンや排ガスなど環境に対してマイナスのイメージのものを使っていない)を生かして、環境を満喫するー自然をおもいっきり感じ、運転する自分も地球の一部になれるクルマとして以下に示すような地球のかけら号の基本コンセプトが完成した。
・音がしないから、風の音、小鳥のさえずり、河のせせらぎが楽しめるクルマ・寒くたって、暑くったって、少しくらい濡れたっていいじゃないか!、それが自然を満喫することじゃないか
・ゆっくり移動しよう!、より早く移動することだけが目的じゃ、つまんない、移動そのものを自然と戯れ楽しもう!。
・TPOにあわせてムーバーのカタチを変えよう。今日は3輪車、明日は???。
デザインレス!。