パソコン年表(1974〜2001年)

国内の動き 米国の動き
1974年     ・インテル、8ビットマイクロプロセッサー「8080」を発表
・MITS、最初のマイコン・キットALTAIR-8800を発表
・モトローラ、8ビットマイクロプロセッサー「6800」を発表
・スティーブ・ジョブス氏など、アップルコンピュータ(以下アップル)設立
1975年     ・ビル・ゲイツ氏など、マイクロソフト設立
1976年 4月 ・東芝、日本初のマイコンキット発表  
7月   ・アップル、Apple I 発表。価格は666.66ドル
8月 ・NEC、マイコンボードTK-80を発表  
・第1回マイクロコンピューターショー開催
10月 ・日本マイコンクラブ設立
11月 ・日本初のマイコン専門雑誌「I/O」(工学社)創刊
1977年 4月   ・コモドール、8ビットパソコンのPETを発売
5月 ・アスキー出版(現アスキー)設立 ・アップルの広告開始。パソコンメーカーで初の広告活動
6月 ・パソコン雑誌の「アスキー」が創刊 ・アップル、Apple II発売。メモリー4KB、価格は1298ドル。ヨーロッパに初出荷
8月   ・タンディ・ラジオシャック、TRS-80を発表
9月 ・ソード、パソコンに進出  
10月 ・アスキー、米マイクロソフトと提携
1978年 5月 ・日立製作所、日本初の8ビットパソコンのベーシックマスターを発売  
7月   ・アップル、ディスク装置発売。ダウ・ジョーンズとの接続サービス開始
10月 ・アスキーがマイクロソフトのBASICを日本で発売  
12月 ・シャープ、8ビットパソコンのMZ-80Kを発売
1979年 4月 ・シャープ、日本初のラップトップ型8ビットパソコンPC-3100Sを発売  
5月 ・NEC、8ビットパソコンPC-8001発表
10月   ・パーソナル・ソフトウエア、世界初のパソコン用表計算ソフト「VisCalc」発売
1980年 2月 ・ソード、独自開発の簡易言語「PIPS」を発表 ・アップル、年間売り上げ、1億ドルを達成
5月 ・沖電気工業、8ビットパソコンif800を発表  
6月   ・IBMがパソコン進出を発表
8月 ・アップル、Apple III発売。初期不良などがたたり失敗
12月 ・アップル上場。460万株が数分で売り切れる
1981年 1月 ・三菱電機、パソコンに進出  
4月 ・富士通、8ビットパソコンFM-8を発表、パソコンに進出 ・オズボーン・コンピューター、オールインワン・タイプのオズボーン1型発売
・シャープ、MZ-80Bを発売
8月   ・IBM、パソコン市場に参入、IBM PC発売
9月 ・NEC、8ビットパソコンPC-8801を発表  
10月 ・日本ソフトバンク、営業を開始
11月   ・コンパックコンピュータ(以下コンパック)、COMDEXショーにIBM PC互換機を出展
12月 ・三菱電機、16ビットパソコンMULTI16を発売  
1982年 4月 ・NHKは「マイコン入門」、民放はシャープの「パソコンサンデー」を放映開始  
5月 ・日本パソコンソフトウェア協会設立
8月   ・タンディ、ハンドヘルドパソコンを開発
9月 ・東芝、8ビットパソコンのパソピアを発売  
10月 ・NEC、16ビットパソコンのPC-9801を発表。出荷開始は年末
11月 ・シャープ、テレビ内蔵パソコンX1を発表、富士通、8ビットのFM-7と16ビットのFM-11発売
12月   ・タイム誌、恒例の「今年の人」にコンピューターを選ぶ
1983年 1月   ・アップル、Lisa(後のMacintosh XL)発表
3月 ・日本IBMが16ビットパソコンIBM5550を発表 ・IBM、IBM PC XT発売
6月 ・アスキーがMSX規格を発表 ・アップル、Apple II 100万台目を出荷
7月 ・任天堂、ファミリーコンピュータを発売  
10月 ・NEC、PC-9801Fを発売。三洋電機、松下電器産業、三菱電機がMSXパソコンを発売
・日経パソコン創刊
11月   ・IBM、ホームパソコンのPC Jr.を発表
1984年 1月   ・アップル、初代Macintoshを発売
3月 ・NEC、パソコンの出荷台数100万台達成  
8月   ・IBM、80286を搭載したIBM PC ATを発表
10月 ・日本IBM、16ビットパソコンJXを発売  
1985年 2月 ・ソード、東芝の子会社に  
・ジャストシステムが「jxWORD太郎」を発売
5月 ・NEC、PC-98 XAを発売
・パソコン通信の「アスキーネット」が試験運用を始める
・アスキーがMSX2規格を発表
7月 ・NEC、PC-9801Vシリーズを発売
8月 ・ジャストシステム、日本語ワープロソフト「一太郎」を発表
9月 ・ソニー、MSX2パソコンを発売 ・アップルのスティーブ・ジョブス氏が辞任し、新会社ネクスト設立
1986年 1月   ・東芝、ラップトップ型パソコンT-3100を発売
2月 ・社団法人として、日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会が発足  
4月 ・アスキーと米マイクロソフトが提携を解消
・NEC、パソコン通信サービス「PC-VAN」開始
5月 ・ジャストシステム、「一太郎Ver.2」を発売
・アップル、Macintosh用の日本語OS「漢字Talk」を発売
7月 ・コンピュータ教育開発センター(CEC)を文部省、通産省が設立
・リコー、Mr.マイツールを発売
9月 ・ロータス・ディベロップメントジャパン(現ロータス)が「1-2-3」を発売 ・コンパック、世界初の32ビットパソコンDeskpro386発表
11月 ・NEC、PC-9801VXと携帯型パソコンのPC-98LTを発売  
12月 ・東芝、ラップトップ型パソコンJ-3100を発表
・シャープ、X68000を発表
1987年 2月 ・富士通、FMRシリーズを発売  
・松下電器産業、BTRON試作機を公開
3月 ・セイコーエプソン、PC-9800シリーズ互換機のPC-286を発表 ・アップル、初のカラーモデルMacintosh IIを発売
4月 ・ニフティ、パソコン通信サービス「NIFTY-Serve」を開始 ・IBM、32ビットパソコンを含むPS/2シリーズを発表。新OSの「OS/2」も発表
5月 ・日本IBM、PS/55シリーズを発売  
9月 ・PC AT互換機の日本語対応規格AXをマイクロソフトやメーカーが共同発表 ・コンパックなど、IBM PC互換機用にEISAバス提案
10月 ・CEC、教育用パソコンの標準化案を決定  
11月 ・セイコーエプソンがラップトップ型パソコンのPC-286Lを発売
・ジャストシステム、「一太郎Ver.3」発売
1988年 2月 ・三洋電機、日本初のAXパソコンを発売  
3月 ・NEC、ラップトップ型パソコンのPC-9801LVを発売
6月 ・三菱電機、AXパソコンを発表
7月 ・NEC、32ビットパソコンのPC-9801RAを発売
・シャープ、AXパソコン発売
9月 ・NEC、PC-9800シリーズ用「日本語Windows」を発売
・NECのパソコン通信サービス「PC-VAN」にウイルスが侵入
10月 ・NEC、PC-9800シリーズ用に「日本語MS OS/2」を発売 ・ネクスト、NeXTコンピュータを発表
・DTPソフトの「日本語PageMaker」が発売される
1989年 1月   ・アップル、32ビットのMacintosh SE/30を発売
2月 ・アップル、日本語PostScriptプリンターLaserWriter II NTX-Jを発売  
・富士通、FM TOWNSを発売
4月 ・ジャストシステム、「一太郎Ver.4」を発売
6月 ・東芝、ノート型パソコンDynaBookを発売 ・ICカードの標準化目指すPCMCIA設立
9月 ・アスキーが株式を店頭公開  
12月 ・NEC、ノート型パソコン98NOTEを発売
1990年 5月 ・シャープ、セイコーエプソン、富士通など相次いでノート型パソコン発表 ・マイクロソフト、「Windows 3.0」発売
6月   ・IBM、家庭向けパソコンPS/1を発売
10月 ・富士通、重さ1kg以下のノート型パソコンFMR-CARDを発売  
・日本IBMが「DOS/V」を発表
・アップル、Macintosh Classic発売、低価格路線へ
1991年 1月 ・ノベル、ネットワークOS「NetWare386」発売 ・ゴー、ペン搭載パソコン用OS「Pen Point」発表
2月 ・NEC、「Windows3.0」日本語版を発売、他メーカーも相次いで発売 ・アップルとIBMなど、世界標準文字コード設定のために「ユニコード」設立
3月 ・DOS/V促進のPCオープン・アーキテクチャー推進協議会(OADG)設立  
4月   ・マイクロソフト、コンピューター開発協力構想「ACE構想」提唱
5月 ・アップル、Macintosh用OS「System7.0」発表
6月 ・マイクロソフト、「MS-DOS Ver.5.0」発表
10月 ・NEC、初のTFT搭載カラーノート機PC-9801NC発売  
12月   ・アップル、Macintoshのマルチメディア拡張ソフト「QuickTime」出荷
1992年 3月 ・日本NCRが国内初のペン入力パソコン発売 ・IBM、「OS/2 2.0」発売
4月 ・日本IBM、DOS/Vを販売 ・マイクロソフト、「Windows 3.1」発表
5月   ・アップル、携帯型情報機器「Newton」発表
6月 ・コンパック、1000ドルを切るPC AT互換機発売
8月 ・日本ユースウエア協会設立  
9月   ・IBM、IBMパーソナル・コンピュータ・カンパニー(PCC)設立
10月 ・日本IBM、コンパックが低価格DOS/V機発売 ・インテル、Pentium発表
・アップル、「漢字Talk7」発表
1993年 1月 ・日本IBMが3社に分社、パソコン事業は日本IBM情報システムに  
・NEC、Windows対応の98MATE、MS-DOS向け低価格機98FELLOWを発表
3月   ・マイクロソフトとIBM、それぞれ「DOS6.0」発表
4月 ・ジャストシステム、「一太郎Ver.5」発売 ・IBM「OS/2 2.1」発表
5月 ・マイクロソフト、「Windows 3.1日本語版」発売。 ・マイクロソフト、32ビットOS「Windows NT」発表、7月出荷
・日本ディジタルイクイップメント、64ビットのAlpha AXPプロセッサー搭載パソコン発表
6月   ・マイクロソフト、次世代オフィス・システム「At Work」構想発表
8月 ・アップル、携帯型情報機器Newton MessagePadを出荷
9月 ・日本IBM、「OS/2 J2.1」発表  
12月 ・ジャストシステム「一太郎Ver.5 for Windows」発売
1994年 1月 ・マイクロソフト、「Windows NT日本語版」発売 ・ジェネラル・マジック、次世代通信プログラム言語「TeleScript」と携帯端末用OS「Magic Cap」を公開
2月 ・「NIFTY-Serve」「PC-VAN」がインターネットと接続、インターネットから各サービスが利用可能に  
3月 ・アップルコンピュータ、PowerPC搭載Macintosh日米同時発表 ・ノベル、ワードパーフェクトとボーランド・インターナショナルの「QuattroPro」部門を買収
4月   ・シリコン・グラフィックス創業者のジム・クラーク氏が、「ネットスケープ・コミュニケーションズ」(以下ネットスケープ)設立
6月 ・アスキーとマイクロソフト、「Windows NT」で合弁会社を設立 ・HPとインテル、次世代MPUの開発で提携
・アップル、パソコン通信サービス「eWorld」開始
7月 ・日本IBMがパソコン通信サービス「People」を開始、三菱商事や日立製作所、東芝との共同出資で運営会社「ピープル・ワールド」を設立  
11月 ・セガ・エンタープライゼス、32ビットゲーム機セガサターンを発売 ・アップル、IBM、モトローラが共通パソコン仕様規定で合意
12月 ・マイクロソフト、日本語版の「Windows NT 3.5」を発売 ・アップル、CD-ROM搭載の家庭用マルチメディア規格「Pippin」を開発
・ソニー・コンピュータエンタテインメント、32ビットゲーム機プレイステーションを発売
1995年 1月 ・NECが低価格機98FELLOWを一新、初の海外生産に踏み切る ・コンパック、出荷台数235万台を超え、94年度米パソコン市場で初めて首位
・日本IBMがPS/55とPS/Vを統合
2月 ・IDCジャパン調査でNECの市場シェアが50%を割る  
3月 ・日本IBM、「OS/2Warp」発表 ・マイクロソフト、ドリームワークスSKGとの共同会社「ドリームワークス・インタラクティブ」設立を発表
4月 ・松下電器産業が光ディスク「PD」発表 ・パワー・コンピューテイング、初のMacintosh互換機を発表
・「PC-VAN」、「NIFTYSERVE」ともに会員数100万人突破
5月 ・パイオニア、国内初のMacintosh互換機MPC-GX1発売  
6月 ・セイコーエプソン、主力をPC-9800シリーズ互換機からDOS/V機に変更 ・IBMがロータス・ディベロップメントを買収
・NEC、PC-9800シリーズの総出荷台数が1000万台突破 ・IBM、PowerPCパソコンを世界同時発表
7月 ・NECが米パッカード・ベルに出資 ・マイクロソフト、「Windows 95」発売
8月 ・ジャストシステム、「一太郎Ver.6.3」発売 ・インテル、Pentium Pro発表
10月   ・マークトウェイン銀行、世界初の電子貨幣サービスを開始
・ノベル、ビジネスアプリケーション部門を売却
11月 ・マイクロソフト、日本語版「Windows 95」発売 ・アップルとIBM、カライダの解散を発表
12月 ・「DVD」の規格統一固まる ・ネットスケープとサン・マイクロシステムズが共同で「JavaScript」を開発
1996年 1月   ・サン・マイクロシステムズ、Java専門部門「ジャバ・ソフト」設立
2月 ・NTT、「オープンコンピューターネットワーク(OCN)」の概要を発表  
3月 ・バンダイ・デジタル・エンターテインメント、「ピピンアットマーク」発売
4月 ・東芝、小型パソコンLibretto20発売
5月 ・米AOL(アメリカ・オンライン)、三井物産、日本経済新聞社と合弁で日本法人設立 ・アップル、IBMへの「Mac OS」ライセンス提供を開始
6月 ・アスキー、無料のインターネット接続サービス「アスキー・インターネットフリーウェイ」開始 ・オラクル、ネットスケープ、IBM、アップル、サン・マイクロシステムズの各社が共同で「NC」規格を発表
・周辺機器メーカーのアイシーエムが倒産 ・ビザ・インターナショナルとマスターカード・インターナショナルが電子決済規格を「SET」に統一
・シャープ「カラーザウルス」発売 ・マイクロソフト「Internet Explorer3.0」発表
7月 ・NEC、パソコン通信事業「PC-VAN」とインターネット接続事業「mesh」を「BIGLOBE」に統合 ・ネットスケープ「Netscape Navigator3.0」発表
9月 ・ジャストシステム、「一太郎7 for Windows 95」発売 ・マイクロソフト、「Windows NT 4.0」発売
・パッカードベルNECジャパン設立 ・マイクロソフト、「 Windows CE 」発表
・パソコンディスカウンターのステップが和議を申請 ・ソニー、VAIOシリーズを発売、米国パソコン市場に参入
10月 ・ソフトウェアジャパンが営業権をカテナに譲渡 ・ネットスケープ、「Netscape Communicator」発表
12月 ・パッカードベルNECジャパン 、国内でDOS/Vパソコンの生産・販売を開始 ・マイクロソフト、ネットワーク端末規格「NetPC」を発表
・富士通や松下電器がDVD搭載パソコンを発売 ・アップルがネクスト・ソフトウェアを買収。スティーブ・ジョブズ氏はアップルに復帰
・NTT、OCNのサービスを開始
1997年 2月 ・ジャストシステム、「一太郎8 for Windows 95/NT」発売  
3月 ・ロータス、「スーパーオフィス97」発売 ・インテル、MMX Pentiumを発売
・マイクロソフト、「Office 97 Professional Edition for Windows」発売
4月 ・USロボティックス、国内初の56kbps対応モデムを発売 ・AMD、MMXを搭載したCPUのK6の出荷を開始
・米国連邦通信委員会(FCC)が、1998年末からのデジタルTV放送開始を認可
・マイクロソフト、WebTVを買収
・松下電器産業、ソニーなど10社がDVD-RAMの統一規格を発表
5月   ・インテル、Pentium II発表
6月 ・テレビ朝日、パソコン向け情報配信サービス「ADAMS」開始 ・マイクロソフト、CATV大手のコムキャストに10億ドルを出資
・マイクロソフト、「Windows CE Version 1.01 日本語版」発表 ・コンパックがタンデムコンピューターズを買収
・米最高裁判所、「通信品位法」に違憲判決
7月 ・カシオ計算機とNEC、日本語Windows CE搭載機をそれぞれ発売 ・アップル、「Mac OS 8」出荷
・ソニー、VAIOシリーズを発売、パソコン市場に参入
8月   ・マイクロソフトがアップルと提携、1億5000万ドルを出資
9月 ・アップル、「Mac OS 8」発売 ・マイクロソフト、「Windows CE 2.0」を発表
・ジャストシステム、「一太郎Office8」発売 ・スティーブ・ジョブズ氏がアップルの暫定CEOに就任
10月 ・NEC、PC98-NXシリーズでDOS/V機に参入、PC-9800シリーズから路線変更 ・マイクロソフト、サンをJavaライセンス契約違反で逆提訴
・ソニー、VAIOシリーズのB5サイズの薄型ノートPCG-505を発売
11月   ・アップル、ホームページを使った直販を開始
12月 ・ワシントン連邦地裁、マイクロソフトに対しブラウザー抱き合わせ販売に中止命令
1998年 1月 ・アスキー、インターネット接続サービスから撤退 ・ネットスケープ、「Communicator 4.0 Standard Edition」の無料配布を開始
・コンパック、ディジタルイクイップメント(DEC)を96億ドルで買収
2月 ・マイクロソフト、「WindowsCE2.0 日本語版」を発表  
3月   ・ネットスケープ、「Communicator 5.0」のソースコードを公開すると発表
4月 ・インテル、ノート用Pentium IIを発表  
・アスキーの西和彦社長が辞任
5月 ・セガ、次世代ゲーム機「Dreamcast」を発表 ・アップル、「Mac OS X」の開発を発表
・パソコンメーカー各社、Windows 98無償アップグレードキャンペーン開始 ・司法省と20州、マイクロソフトを独占禁止法で提訴
・連邦取引委員会、インテルを独占禁止法で提訴
6月 ・ソニー、ジャストシステムに資本参加 ・マイクロソフト、「Windows 98」を発売
7月 ・マイクロソフト、「Windows 98日本語版」を発売  
8月   ・アップル、iMacを発売(日本でも同月発売)
9月 ・シャストシステム、「一太郎9」と「花子9」を発売 ・アップル、3年ぶりの通年黒字決算
10月 ・防衛庁調達不祥事でNECの関本会長辞任 ・リムバールHDD「SparQ」のサイクェストが業務停止
11月 ・セガ、Windows CE搭載のゲーム機「Dreamcast」発売 ・「MP3 Association」設立
1999年 1月 ・アキア、カシオ計算機の傘下へ ・AOL、ネットスケープ買収を発表
・NECが15万円台のパソコンを発表、大手メーカーの低価格パソコン参入進む ・サンマイクロシステムズ「Jini」を発表
・アップルコンピュータ、5色の「iMac」を発売 ・Pentium IIIのプロセッサシリアルナンバに対してボイコット運動
2月 ・スリーコムジャパン、日本語版「Palm OS」を発表 ・ソニー・コンピュータエンタテインメント、プレイステーション用エミュレーターでコネクティクスを提訴
・ポータルサイトのYahoo!が無料ホームページのジオシティーズを買収
3月 ・プロトン、激安PCを全国展開 ・ユーザー団体がマイクロソフトにインストール済みWindowsの代金返還求めデモ行動
・ニフティが富士通の完全子会社に ・インテル、「Pentium III」発表
・「チャンドラ」のライオス・システムが解散 ・アップルコンピュータ、Mac OS X Serverの基本構成部分をオープンソース化
4月 ・改正風営法が施行、有料アダルトサイトが届出制に ・新種のマクロウィルス「Melissa」が猛威を振るう
・「情報通信機器の即時償却制度」(パソコン減税)実施 ・マイクロソフト、「Internet Explorer 5.0」公開
・日本Linux協会設立 ・コンパック、ファイファー社長兼CEOが辞任
・NTTドコモ、PIAFS64kbps通信サービス開始
・プロバイダーの「or.jp」ドメインから「ne.jp」への移行期間終了
5月 ・任天堂が次世代ゲーム機「Dolphin」の概要を明らかに。松下電器産業と共同開発 ・サイリックス、パソコンから撤退、互換CPU事業売却
・マイクロソフト、「Internet Explorer 5.0日本語版」を公開 ・インテル、「IA-64命令セットアーキテクチャー」発表
6月 ・ソニー、犬型のペットロボット「AIBO」をインターネットで発売、20分で完売 ・米AMD、K7の製品名を「Athlon」に決定
7月 ・NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ発足、NTTは持ち株会社に  
・マイクロソフト、Office 2000発売
8月 ・ソフトバンク、東京電力、米マイクロソフトが合弁で通信会社「スピードネット」設立
9月 ・マイクロソフト、Windows 98 Second Edition発売 ・アップル、iMacのデザインを違法に模倣したとしてソーテックを提訴
・東京地裁、アップルの「iMac」の類似品としてソーテックの「e-one」製造、販売を禁止する仮処分
・台湾大地震でパソコンメーカーの部品調達に影響
・ソニー、「メモリースティック」のライセンスをシャープや富士通など6社に供与
・ソーテック、外観を銀色に変えた「e-one」の後継機種を発売
・CSK、アスキーを子会社化
10月 ・政府、2000年問題対応状況や注意事項を発表  
11月 ・NTT東日本、NTT西日本がインターネット接続向けの通信料定額サービス「IP接続サービス」の試験提供を月額固定8000円で開始 ・東芝、ノートパソコンのFDD不具合に関する集団訴訟で和解し1100億円支払い
・NEC、北米家庭向けパソコン市場から撤退
12月 ・NTT、ADSLサービスの回線使用料決定 ・米連邦地裁、マイクロソフトを独禁法違反と事実認定
2000年 1月 ・2000年問題で国内のコンピューターシステムに大きな障害は発生せず ・マイクロソフトのビル・ゲイツ氏がCEO辞任、CSA(チーフ・ソフトウエア・アーキテクト)に就任
・科学技術庁、総務庁、運輸省のWebサイトに不正アクセス相次ぐ ・スティーブ・ジョブズ氏がアップルの正式CEOに就任
・アップルコンピュータ、ソーテックと販売差し止めと和解金1000万円で和解 ・トランスメタ、低消費電力の新CPU「Crusoe」発表
2月 ・Windows 2000発売  
・郵便局のATM、アメダスなどで「2月29日問題」が発生
3月 ・ソニー、「プレイステーション2」を発売 ・AMD、インテルが動作クロック1GHzのCPUを相次いで発表
・ソニー、「プレイステーション2」の海外DVD再生問題で125万台分のソフトを回収 ・マイクロソフト、家庭用ゲーム専用機「X-Box」発表
4月 ・NTTドコモの「iモード」接続トラブル多発 ・トランスメタ、ソニーやAOLなど9社から8800万ドルの出資
・マイクロソフト、米独禁法訴訟で一審敗訴
5月 ・プッシュ型サービスの元祖「ポイントキャスト」がサービス終了 ・米司法省、マイクロソフトの2分割を提案
・マイクロソフト、CATV大手タイタス・コミュニケーションズを買収 ・「ラブレターウイルス」が猛威をふるう
6月 ・「TWO TOP」を全国展開していたフリーウェイが民事再生法申請 ・マイクロソフト、新インターネット戦略「.Net」構想を発表
・ソニー、東急ケーブルテレビジョンに出資 ・インテル、「Pentium 4」を発表
・CATV大手のジュピターテレコムとタイタス・コミュニケーションズが合併を発表 ・米連邦地裁、マイクロソフトに分割命令
・AMD、低価格パソコン向けCPUのDuronを発表
7月 ・東芝、初のBluetooth対応製品を発表 ・インテルとVIAテクノロジーズ、P6バスの特許侵害問題で和解
・ラムバス、1GHz相当で動くRDRAMを発表
8月 ・2000年上半期におけるデジカメ、出荷額で銀塩フィルムカメラを抜く ・インテル、出荷直後のPentium III1.13GHzをリコール
・iモードの契約者数が1000万人を超える
・アップル、「Power Mac G4 Cube」を発売
・スピードネット、光ファイバーと無線LANを使った広域実験を埼玉県の一部で開始
・検索エンジンのGoogle、日本語サービスを開始
9月 ・@niftyとBIGLOBEがプロバイダー接続料を2000円の定額制に ・スウェーデンのエリクソン、マイクロソフトと新会社を設立、通信事業者向け技術を開発
・Windows Me日本で発売開始 ・インテルが第1四半期に発売予定だったCPU「Timna」の開発中止を発表
・NTTドコモ、米AOLがインターネットサービスにおいて提携
10月 ・自治省、IT講習への特別交付金を2000年度補正予算に570億円要求 ・マイクロソフトの社内サーバーにハッカーが侵入
・ネット専業銀行の「ジャパンネット銀行」が業務を開始
・公正取引委員会が、独占禁止法の疑いでNTT東日本を調査
11月 ・楽天がインフォシークを買収  
12月 ・NTT東日本がフレッツ・ISDNを新たに89都市に拡大すると発表 ・無料インターネット接続のサービス停止が相次ぐ
・NTT東西がフレッツ・ADSLを開始
・NTT東西が光ファイバーの通信試験サービスを開始
・JPNICがドメインの登録、管理業務を行う新会社を設立
2001年 1月 ・マイラインの受付開始 ・マイクロソフトがゲーム機「Xbox」の本体を公開
・ドコモ、Java対応のiモード機503iを発売 ・マイクロソフトのサイトが数日間サービス停止
・インテルが超低電圧版Pentium IIIを発表
2月 ・汎用JPドメイン受付開始 ・スターバックス、高速ネットサービスを、北米店舗の7割で開始
3月 ・有線ブロードバンドネットワークスが、光ファイバーを利用したネット接続サービスを開始  
・ヤフー、高速回線を使ったインターネットカフェを開設
・アップルコンピュータが「Mac OS X(テン)」を発売
4月 ・メーカーに、事業系PCの回収とリサイクルを義務付ける、リサイクル法が施工 ・ヤフーが、創業以来初の人員削減を実施
5月 ・日本AMDがノート向け新CPU「Athlon 4」を発表 ・スターバックス、無線インターネットサービスの提供を発表
・NTT東日本のフレッツ・ADSLが全都道府県にエリアを拡大 ・インテル、64ビットCPU「Itanium」量産開始
・「Yahoo!オークション」が本人確認のため有料化に
・東京めたりっくが経営不振を発表。ソフトバンク傘下へ
・NTTドコモが第三世代携帯電話「FOMA」の試験サービスを開始
6月 ・マイクロソフトが「Office XP」を発売 ・AMD、サーバー向けCPU「AthlonMP」を発表
・ネット専業のソニー銀行が開業 ・米連邦控訴裁、マイクロソフトの分割命令を棄却
・ソフトバンクグループが月額2467円のADSLサービス「Yahoo!BB」を開始
・NTT東西が、Lモードのサービスを開始
7月 ・東京電力と東京通信ネットワークがFTTHの試験サービスを開始  
8月 ・NTT東西が光ファイバーを利用したネット接続サービス「Bフレッツ」を開始
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