PETER FONDA(ピーター・フォンダ)
 

 

 ◆ 生年月日 1939年 2月23日

 ◆ 出身 アメリカ・ニューヨーク市

 ◆ 主な出演作品 
     1966年 「ワイルド・エンジェル」
     1967年 「世にも怪奇な物語」
     1969年 「イージー・ライダー」
     1971年 「さすらいのカウボーイ」

     1973年 「ダーティ・メリー クレイジー・ラリー」

     1975年 「悪魔の追跡」
     1977年 「アウトロー・ブルース」
     1981年 「キャノンボール」
     1983年 「だいじょうぶマイ・フレンド」
     1995年 「エスケープ・フロム・L.A.」
     1997年 「木漏れ日の中で」
     1999年 「イギリスから来た男」
     2000年 「きかんしゃトーマス劇場版 魔法の線路」
                           他、多数

 

 
  言わずと知れた俳優一家。父はヘンリー・フォンダ、姉はジェーン・フォンダ、先妻との娘はブリジット・フォンダという凄い顔ぶれ。家庭を顧みない父の浮気を苦に母親が自殺、姉と共に、父との断絶の時期があった。一世を風靡したニューシネマの傑作「イージー・ライダー」では制作会社を設立し、自ら制作・脚本をこなす。初の監督作品「さすらいのカウボーイ」は今も語り継がれる名作。俳優としては低予算のB級作品が多く、大作にこだわらず我が道を行く人。(そこがまたいい)最近では「きかんしゃトーマス」の声優もこなしている。

◆ ピーターを初めて見初めたのは


 子供の時からTVなどで映画を観まくっていたので、当然の知識として(スクリーンとか買っていたし)ヘンリー・フォンダの子供である、ジェーンとピーターの存在は知っておりました。子供時分は、タイプだったわけではないが、ある日TVで放映された「世にも怪奇な物語」で、(もう何回も観たはずの)この映画のピーターがすっごくステキに思えた。兄妹で美しい男女を演じたのだが、父親にそっくりなジェーンはちっとも美しいと思わなかったけど、(あまり似ていない)ピーターはその役にふさわしく怪しく不思議ではかない青年だった。今も昔も細身の華奢な男が好きな姉がステキ!というので影響されたのかもしれないな。
 決定打は「さすらいのカウボーイ」髭をはやすと欠点が緩和されて見違えるほどすてきになるのは、ロバート・レッドフォードと似ている。映画同様、このピーターの美しいことといったら、もうたまりません!好きなわりには出演作品をほとんど見ていないのだが、私にはこの映画があれば充分です。
 「さすらいのカウボーイ」のDVDに最近のインタビューが特典で収録されているのだが、もう60を超えたはずのピーターの美しいこと、こんなすらっとしたきれいなおじいちゃんは見たことないかも。まわりに流されないその生き方も魅力的。


◆ 管理人が観た映画 ステキ度〜最高★★★ (←作品の出来ではありません)

 
● 世にも怪奇な物語 ★★★ 監督:ロジェ・バディム 出演:ジェーン・フォンダ
 たしかオムニバス三部作の最初の作品「黒馬の哭く館」、他の2作に比べ評価は低いが不思議な中性の香りがして好き。ピーターも怪しい雰囲気がいっぱいで美しくて良い良い。この作品は原作がアラン・ポー、監督は他にルイ・マル、フェリーニと超一流。オムニバス映画の傑作だと思う。ぜひDVD化してほしい!

● イージー・ライダー ★★★ 監督:デニス・ホッパー 出演:デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン
 昔、観たときはよく分からなくて記憶もあまり定かでないが、調べてみるとルーク・アスキューも出てたりするし、もう一度観てみたい。髭のピーターは好み。

● さすらいのカウボーイ ★★★ 監督:ピーター・フォンダ 出演:ウオーレン・オーツ、ヴァーナ・ブルーム
 ピーターといったら文句なくこれ!(といってもあまり他の作品を知らないのだけれど)ウオーレン・オーツも出ている、映画的にも好きだし言うことなし。この作品と「男の出発」から私のカウボーイ好きが始まったのでした。

● 木漏れ日の中で ★★ 監督:ヴィクター・ヌネッツ 出演:パトリシア・リチャードソン
 老いてますます美しい。後退したおでこ、微かに見える後頭部の不毛地帯。しかし伏し目がちにしたプロフィールのきれいなこと!役どころといい、お父様にどんどん似てきている。

 

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