KEITH CARRADINE(キース・キャラダイン)
 

 

 ◆ 生年月日 1949年 8月8日

 ◆ 出身 アメリカ・カリフォルニア州

 ◆ 主な出演作品 
     1971年 「ギャンブラー」
     1973年 「北国の帝王」
     1974年 「ボウイ&キーチ」
     1975年 「ナッシュビル」
     1977年 「デュエリスト」
     1978年 「プリティ・ベビー」
     1980年 「ロング・ライダース」
     1984年 「マリアの恋人」
     1988年 「モダーンズ」
     1991年 「悲しき酒場のバラード」 他、多数

 

 
  「駅馬車」に出演した俳優、ジョン・キャラダインの五男。他にデヴィッド、ロバートなどの兄弟も俳優。
俳優としてだけではなく、歌手としてもその才能を発揮。1975年「ナッシュビル」(ロバート・アルトマン監督)ではその主題歌「I'm Easy」が同年のゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞を受賞している。
 娘は女優のマーサ・プリンプトン(モスキート・コースト、旅立ちの時、デボラ・ウインガーを探して、等)


◆ キースを初めて見初めたのは


 実は 映画としてはきちんと観ていない「ナッシュビル」。昔TVで放映していたのを、ラスト、年上のリリー・トムリンに求愛のラブソングを歌うキースの姿に子供心にFalling iove。ステージからじっと彼女だけを見つめて、 年上だし、自分なんかと気後れする年増女に「僕はそんなに難しくないよ〜」とささやいていたと記憶しています。あの時の「え?私に歌っているの?」ときょとんと驚きじわっと涙ぐむリリーもかわいらしかった。(で、肝心のストーリーはというと全然覚えてない・・・。)
 キースの歌声は線が細い感じなのがいい。決定打は84年の「マリアの恋人」。キース扮する流れ者クラレンスの歌う「マリアの瞳」(作詞:キース、作曲はコンチャロフスキー監督)
は絶品!この歌を捧げられて落ちない女がどこにいる!
 主演作品も多々あるが、私の中ではむしろセカンド・ポジションで光る俳優さん。主役を食ってしまうのはまちがいない。

 

◆ 管理人が観た映画 ステキ度〜最高★★★(←作品の出来ではありません)

 
● 北国の帝王 ★★  監督:ロバート・アルドリッチ 出演:リー・マービン、アーネスト・ボーグナイン

 列車の無賃乗車をライフワークにする男たちと、それをなんとしてでも阻止しようとする車掌との命がけの攻防、アルドリッチ作品らしい男くさ〜い映画。ここでのキースはまだまだ青くいやらしいひっよっこ。

● プリティ・ベビー ★ 監督:ルイ・マル 出演: ブルック・シールズ、スーザン・サランドン
 
美少女ブルックの出現でセンセーショナルを巻き起こした作品。キースは美しいし、主役級ではあるが、この美少女に翻弄される情けないキャラクターは好きじゃないかな。

● マリアの恋人 ★★★ 監督:アンドレイ・コンチャロフスキー、出演:ナスターシャ・キンスキー
 
最高に美しい、キンスキー。彼女を取り巻く男たちもキースをはじめ、ロバート・ミッチャムと素晴らしい。唯一いけてない亭主役のジョン・サページではあるがこれはこれでいいのかも。一番魅力的なキースに会えるとっても好きな映画。

● モダーンズ ★★ 監督:アラン・ルドルフ 出演:ジョン・ローン、リンダ・フィオレンティーノ
 1920年代、芸術の香り高いパリを舞台に2人の男と一人の女が織りなす三角関係。2枚目なのはキースの方で、それ故物足りなさも感じる。センセーショナルに銀幕に登場しながら「Mバタフライ」や本作と、どんどんどうしちゃったの?状態に陥るジョン・ローン 。違った意味でインパクト大。

● デュエリスト 監督:リドリー・スコット 主演:ハーヴェイ・カイテル、クリスチナ・レインズ
 これ、確かに観たはずなのに全然記憶に残っていません。もう一度見直してから追記する予定。


 

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