〜メモリアル〜 ニホントカゲ 
     
                 
 

2003年、夏。田舎で義父のお墓参りの時に息子が捕まえたニホントカゲの幼体。
ルリ色のしっぽと縞模様が美しくかわいらしい個体だった。
チョロと息子が命名。

その後ひと夏、先の住人のカナヘビと同じゲージで飼育する。
ものかげに隠れていることが多く、食も太くないので心配していたが、
冬眠のころまでは元気な姿をみせてくれていた。
ただ、一回も脱皮することもなく、大きさも変わらないのでその点が心配だったのだが・・・。

冬になり、餌をたっぷり与え、カナヘビと一緒に冬眠をさせる。

そして、春。
無事に冬眠から目覚めたカナヘビ 、しかしチョロの姿はなく、おそるおそる探してみると
そこにはひからびたチョロの変わり果てた姿があった。

きっと冬眠前の餌の蓄えが充分ではなかったのだろう。
もっと知識があったら、冬眠させずに室内で飼育し、死なせることもなかったかもしれない。

ごめんね、チョロ。

ニホントカゲを死なせてしまったのはこれで2度目。

幼体の飼育はむずかしい。

 

 

 
                 


ありし日のチョロ。
     
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