>>Flange View-007<<

・2000年2月20日(日)、下北沢屋根裏で無事行われました。
・出演バンドはgloptin,IN MY HEAD,VEGA POP,犬風の4バンドでした。
・今回のテーマは、「ヴォイス」でした。 
今回は出演したバンドは、声にこだわってる4バンドでした。それぞれの声に対するこだわりや、思い入れなどが伝わったら、スゴク嬉しいです。


ライブレポート
・今回の企画の、もう一つの目玉は犬風のレコ発でした。
今回出演してくれたバンドは、犬風と関わりのあるバンドでまとめてみました。
・この日、途中で帰る人は殆どといませんでした。こういうのって企画やってるとスゴク嬉しいのです。屋根裏の人も感心してました。ほんと、みなさまに感謝!!

gloptin
・約半年前にフレットレスギターをつくり、曲を暖め続け、ようやくお披露目できることになりました。
今日はこの曲が出来ただけでも、満足だったのです。
・なんと今日のGLOPTINは、ゲストを迎えての初ライブとなりました。
ゲストは、サックス・トランペットープカプカブライアンズよりウエノさん。コーラスーgirls from italiaよりREIKOさんでした。
そのゲストを迎えてのライブは、いつものGLOPTINの雰囲気を良い意味で崩せたような気がしました。(細かいことは「GLOPTINの庵」にかいてあります)
ほんと、ウエノさん、REIKOさん感謝しています!
IN MY HEAD
・今回、2回目の出演となりましたIN MY HEAD。今回はなんと、ドラムが生でした。
生ドラムになって聞いたのは今回が2回目、最初は1月の20000でのライブで一緒だったときです。そして、今回見た印象はスゴク良かったです。たぶん、今まで見た中で一番良かったと思います。
曲は同じなのだが、演奏が生々しく、エモーショナルな感じになりました。このまま頑張って下さい!この先のIN MY HEADの動きが凄い気になります。
ちなみに、ドラムは女性です(女性で正解!)。堀井さんといって、pony death poolというバンドもやっている方です。
VEGA POP
・今回、VEGA POPの出演がようやく実現しました。
じつは、vega popは、Flange View始めたときから絶対に呼びたいバンドの一つでした。
・今回のセットは、いつもに比べてハード気味。だけども、それがかっこよさを倍増していました。
私なんかがこのバンドを語ることは失礼かもしれませんが、継続してバンドをやり続けることがどんなに素晴らしいことが思い知らされました。ここまで継続してやっていくことは、スゴク大変だと思うので、なおいっそう憧れに近いモノを感じてしまった。
・シビレてしまったのです・・・弦を切ってもサマになる、エンディングにギターをちょっと上げるのもサマになっている、4人が4人ともステージで輝いている・・・・こんなステージを見て何も感じないヒトがいたとするならば、私はそんな不感症なヒトを哀れにさえ思ってしまう・・・・
それぐらい言い切ってしまうほど素敵でした。
犬風
・今回、犬風は実に7ヶ月ぶりのライブでした。その7ヶ月はレコーディングに費やされたのでした。
そう今日は、CD3枚同時リリースという事もあったので、選曲はそれぞれのアルバムからのチョイスとなりました。なので、今回の犬風ちょっと様子が違っていました。いつものステージと比べると曲が浮き立って聞こえたかもしれません。
・またしてもライブは、のみ込み・のみ込まれの世界でした。ほんと、見ている方も真剣勝負です。しかし、犬風はさらに真剣、身を削って演奏してる様子がひしひしと痛いくらい伝わってくる。「何も、そこまでって」思う人もいるかもしれません。しかし、犬風はそれでも立ち向かっていくでしょう。世界を敵に回しても、やめないであろう。だから、犬風が演奏しているとき見ている方は、息を押し殺して見るだけで精いっぱいなのかもしれません。
・そして、今回GLOPTINが3曲叩くことになりました。
ライブ中の犬風のステージに上がると、ものすごい情念などの渦がとりまいていました。ここまで来ると、負けてはいられないのです。油断するとその渦にのみこまれてしまいます。レコーディングよりもさらに真剣勝負をするしかない状況でした。お互いに引き出せるモノは全て出して、無くなるまで続けるしかありませんでした。私のスティックが折れ、一本はどっかに吹き飛んだので、私はその場を飛び出してしまいました。
・そんな気迫のステージの成果でしょうか?CDはなんと40枚売れてしまいました。


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