>>Flange View-021<<

・2002年5月24日(金)新宿URGAで無事行われました。
・出演バンドはgloptin、犬風、conti 、Mr,八十人、トリチェリトチメントでした。


トリチェリトチメント
元ヘアホールバーナーズのツル君とえんどーさんのドラム&ベースデュオバンド。
でも、普通のドラム&ベースデュオバンドとはちょっと違う。ベースはアンプに直でノンエフェクト。ドラムはキックとハイハットが無い。潔いくらいにシンプル。
聞くと、今は音数を増やさず、最低限の音数からスターとするとのこと。
ますます潔い。
出音もなかなか良かった。空気感が感じられるし、時間の流れが目に見える感じ。
まるで砂時計のような淡々としていて、かつスリリングなライブだった。

comti
編成はなんとドラムとシタールである。
でも、アンチ民族音楽なのである。
妙。
曲はポップでエキセントリック。メトロポリリズムは伊達では無い。未来的で宇宙な感じ。
んー、ヤバイ。おもしろいぞ、コレ。
この先面白くなること間違い無い。
また呼ぼっと!

Mr,八十人
アダルトテイスト満載の変則ロック!
今回もかなりイカしていた。
このイカれ具合がたまらなく好きだ。
ツボツボの応酬。
やられっぱなしだ。
そいうえば、ベースのシブダンさんはトライアングル打つのが上手になっていたなー。

犬風
今回はバッヂーに捧げるライブだったらしい。
そのせいかいつになく攻撃的でもあり、気を吐いていた。
鎮魂とはこういうことなのだろう。
エレキギターもうねりを増している。どんどん加速している。
スペースギターノサルモンキーはなんなのか?
答えは分からないけど、なぜか共感できてしまう。
不思議だ、犬風ワールド

そして、今回は途中から私gloptinとの合体である。
見ていた人から言わすと、あれは合体ではなく対決に近いのではないかともいう。
まさにそうだ、ソロ同士が手を組めばここまで壮絶なモノになる。
犬風とは以前にも一回合体したことがあったけど、前よりは比べモノにならないくらいにエネルギーは増大していた。
でも、楽しかったなぁ。
真剣勝負って感じで、気持ちが良かった。
計4曲やった。
この日の音源はきこりレコードという、イマイさんと犬風のレーベルから出すということなので興味がある方はぜひ。


gloptin
犬風が去って行き、私のライブになった。
いつになくステージには風が吹いていた。
あまり何をやったのか記憶が曖昧。
残りの力を出し切ったのは確かで、疲れ切ったのも確か。
客席のオーラがいつになく、七色でおもしろかったなぁ。

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