>>Flange View-014<<

・2001年3月20日(火)、東高円寺UFOクラブで無事行われました。
・出演バンドはGLOPTIN、シンガポールケイン、ザラメ、Zak、special viewでした。
今回は初めてのUFOクラブでした。ココはほぼPA無しのハコで有名なところです。
そんなハコでのFlange View、今回のテーマは「実力」。 


・ZAK
 今回Flange View初出演のZAK。スゴイ良かったです。
 編成はベースレスツインギター、タム無しドラムの3ピースバンド。が、ギターはベースアンプとギターアンプでパラ出し。しかもオクターバーを使って低音を出すなどの心遣いが素敵です。曲の方は変則でプログレッシブ。かつフリーキーでアヴァンな雰囲気もあるのですが唄がどことなく牧歌的。すごく面白いバランス感覚のバンドです。
 約一年前に対バンしたことがあったのですが、その時よりも曲のバリエーションが増えてすごくイイカンジになっていました。ポップになって一皮むけたような気もしました。
 なにはともあれ、今後目の離せないバンドであることには間違いないです!楽しみです。
・ザラメ
 約1年半ぶりのFlange View出演でした。前回はヴェガポップのタダマさん、犬風氏がサポートしていました。今から思うとアレは相当にレアなライブ。
 そして今回はエレキギター一本の弾き語り。しかもアンプ直差しだ。すごい!
スゴイといえば、ザラメさんの織りなす世界がスゴイ。距離があいてるようで、いつのまにか目の前にいるカンジ。アツくもなく冷たくもなく、かといってヌルいかというとそうでもない。
 主観なのか客観なのか?イロイロとつかみどころはないのですが、居心地は良いのです。個人的にはすごく好きです。だって、この手の弾き語りににありがちな下心が見えないんですもの。クドくもないし、爽やかで清々しいし。言うことなしです。
・シンガポールケイン
 約一ヶ月ぶりのFlange View出演です(笑)
いやぁ、良かったよシンポ。君らはホント最高に良いバンドだ!大好きだ!
なぜって、シンポの進歩はスゴイ!感心するし頭下がる想い。ヤマグチ君に至っては、私の修行僧に匹敵するぐらいにひたむきにバンドの進歩のことを考えている。そこら辺を思いやっているヒロミちゃんもエレガントで素敵だ。
 今回は結構懐かしめの曲が多かった。しかし、雰囲気は当時とは違う。一週廻って磨かれたカンジ。その磨かれは、以前シンポを見た人の印象をガラリと変えてしまうほど。もちろん好意的になったということ。
 これからもシンポは成長していくことでしょう。あいかわらず勘違いする輩も多いけど、シンポはそれを乗り越える説得力をいずれ手にするであろう。その日がスゴイ楽しみです。
・special view
 UFOクラブのヌシの初登場です!日本語ニューヨークアンダーグラウンドの申し子。痙攣ギター炸裂のスペシァルビユーです。
 このくねくね具合はなんなんだろうか?肌にまとわりつくカンジはなんなんだろうか?見てるとなんだか居心地が悪くなる(超誉め言葉ですよ!)、コレは一体ナニ?・・・・・世界が歪む。
 素敵すぎます。
 
それ以外に何か言うことがあるのでしょうか?私には思いつきません。 
 誰がこの世界観をマネできるのだろうか?誰がこのステージングを止めることが出来るのだろうか?きっと誰にも出来ません。だから良いのです。それでよいのです。自分らにしかできないことを純粋に貫く。コレで充分、コレが最低限。
スペシャルビューを見てるとこの事を思い出させられます。きっと数年後に見てもそうだと思います。楽しみであります。
・GLOPTIN
 Flange View久しぶりに登場です(ウソ)。今回は初めてのPA無しのライブ。
ともあれ、いつもと違うカンジで楽しめました。演奏していて見てる人がすごく身近に感じられたのが嬉しかったです。途中、ヤバイ場面のときは「勘弁してくれ」と思いましたが(笑)。慣れればコチラの方がいろんなものがダイレクトに届くような気がしました。
 

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