2兆八億13%
目だけが浮いて分子に散って床ではじけてる
球が寄って赤と青の粘体融合糸
マクロの光に包まれ内部に埋植されてゆく
内部は座席を指定し時計の針を気にしだす
岩盤戻し忘れ低く足に絡み付き
アルミを伸して緑を混ぜるそこでは聖息が
熱にて溶かされ回収できずに回転しつづける
流出速度は無限に増幅回転し続ける
ゆらぎは不意で見ること出来ず
ただ触れるにいたり
震えの臭いに真理を犯して
存在 直結 断絶 解明
時が溜まり意味を満たすかじかむ事の様に
悠遠までは砂となって流動学的生活
はかない惰性の椅子に腰掛けかすかに喉開き
遠隔操作の望みと思考を分泌し続ける
灰と蝋
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半鐘と覚醒
幾多の鼓動が静かに整う時
視覚が自然に視点と共鳴してくる
まどろむ虚実の湯船にはまり
点で交わり良しとする日は
自転している鼓膜をかぎわける
性的歯根の罪 根元淘汰に労
めくれた皮下すら買い
背中で水をかめ
全てを過程の進歩と信じ
境に通じる角を通りこす
のろしを上げて声をただ待つ
めぐる喉に恵みを恵ませ
気体がほつれる構図作成要因
鋭 撻 亜偶 衡
さりとて ひねもす
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