GLOPTIN/1

1996年9月発表


5曲入ミニアルバム
収録曲
・剥離の果て
・凛春
・僅か3滴の憶
・マキナム
・木馬調

・GLOP PINIONとGELATINが融合してGLOPTINとなった最初の作品です。
・約一ヶ月で作曲からミックスダウンまで終えるという、脅威的な早さで制作されました。
・「1人でもバンドサウンド」ということで、
 クリーンギター・バズギター・ベースを使用しました。
・当時は、サイケデリック・フリーパンクと呼ばれることもありました。
・全体的にストイック(求道的)な雰囲気が漂っています。
・ちなみにテーマは、「前進」です。

歌詞

剥離の果て
快諾 沈黙

荒目の玄武に解析し疲れ
目的果たせば空腹

平行までの道のりははずれ
交錯過ぎの満面の微笑
これでは明日にすべてが戸惑い始める

針金錆果て野に還る

濁世 白爆 完全 喪失

シリアルがかけて
夢にも溺れて

パラチノース

凛春
壁から染み出す意義の光波は
波動と不動の隙間を埋める

革命するのは3回 躯を待ちわび
先導している知覚は高炉を彷徨う

落莫 料峭 羊水 闇夜に散布
次第に粘性高まり新規の形成

生身の身 興廃

正論の細流 高度な純粋

断然数歩の前進 未開の扉の向こうで
連続している鐘の音

粒子は全てを包み
四天の彼方に消える

僅か3滴の憶
刹那にとろける快感の行方に
水飴滴り主張を貫く
恍源の丘にて

膜を張りつつ気にする
宙の視線と真円
楕円と自分を比べてみる

大気の蠕動運動
頭蓋は色褪せ破壊されてゆく
揺らぎの三位一体
頭蓋は色褪せ破壊されてゆく

最後に掴むのは究極の絶対的ポジの原理

待つまで開け 待つまで
待つまで開く 待つまで

刹那にとろけて 刹那にとろける
刹那に

マキナム
未知と間隔共に引き合う

これを外す鍵の変化に
問いは既に理解超えている

現象に束縛 惰眠が要衝

業を運び縄で縛り軒に吊す
5日間は何もせずに時を過ごし

秋になく肝の虫は声の声に惑わされて

これを外す鍵の変化に
問いは既に理解超えている

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