E.BOX-3
すごく使い勝手がいいマルチ発振器、E.BOXの3号機
このE.BOX-3の機能ですが、複数の発振部分を使いシンセサイズする事も可能です。
発振部は、EQジェネレイター、スロープジェネレイター、5-50ジェネレイターに分かれています。

マスターVR(1)


スロープジェネレイター
(2〜6)
2)
ON/OFFスイッチ
3)スロープジェネレイターVR
4)スロープスピードCR
5)スロープタイムセレクター
6)ジェネレイトセレクター

EQジェネレイター(7〜11)
7)ON.OFFスイッチ
8)EQジェネレイターVR
9)ジェネレイトCR
10)マクロピッチCR
11)ミクロピッチCR

5-50ジェネレイター
(12〜19)
12)ON/OFFスイッチ
13)5-50ジェネレイターVR
14)SINE-B・ON/OFFスイッチ
15)SO・ON/OFFスイッチ
16)SINE・ON/OFFスイッチ
17)TRI・ON/OFFスイッチ
18)ピッチCR
19)ピッチセレクター(6種)

軽く説明

スロープジェネレイター

これはある雑誌に載っていた発振回路をベースを元に、再設計され作られました。
改造というよりかは、オリジナルジェネレイターです。
スイッチをOFFにすると、今まで鳴っていた音が変化しながら音が低く小さくなるので、スロープジェネレイターと名付けました。
秘密はコンデンサにあります。
このコンデンサをセレクトしているのが(5)のスロープタイムセレクターです。
単体で鳴らしていると結構地味な音ですが、他の音とのシンセサイズすると本領を発揮します。

EQジェネレイター

これはイコライザーを改造して、極度にフィードバックさせて内部発振させています。
元のイコライザーは手作りキットのモノです。
これも単体で鳴らしていると割と地味な音ですが、他の音とのシンセサイズすると本領を発揮します。
特に5-50ジェネレイターとの相性は、こっちが嫉妬を覚るくらい良いのです。

5-50ジェネレイター

まずは名前の由来です。
これは、5ヘルツから50キロヘルツの音を出す事が可能なので、そう名付けました。
遂に可聴範囲外(人の耳の可聴範囲は20ヘルツから20キロヘルツ)の音にまで手を出してしまいました。
特に超音波はすごいです。スピーカーから音は聞こえていないのに、レベルメーターが振り切っています。
ココまで来ると、耳ではないところで音を聴いてしまいます。
あっ、今眉間のところで感じている!!とか、そんな感じです。
ある意味鍛えられると思います。
通常はもちろん可聴範囲内で使用しています。
ちなみにこれは、工業用試験などで使うと思われる、ジェネレーターキットをベースに制作しました。

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