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奈良大和路スケッチ百景の
十景「白毫寺」へ
十七景「ささやきの小路」へ
十八景「鶴福院からの塔」へ
二十一景「さぎ池」へ
番外「中清水町」へ
高畑 辺りスケッチ歩き


  奈良公園の南に広がる一帯を高畑と言う、かっては春日大社の神官たちの社家が並んでいた地と言われている、現在も閑静な住宅が並んでいてなかなかの趣ある町並みであります、所々崩れかけた土塀が残り情趣をただょつています、大正から昭和初期には志賀直哉が住まいを持ち「暗夜行路」を書いた旧宅が残っていて当時高畑に住んでいた画家文人たちが集ったと言われています、近くには新薬師寺や白毫寺などの古刹も多く奈良公園に通じることから本当の奈良好きの人に混じって奈良をあまり知らない観光客も見られ修学旅行生の来ない奈良が見られる静かな町並みです。

(近鉄奈良駅から奈良交通バス市内循環線「破石(わりいし)」または「高畑」下車が便利)
びゃくごう寺は萩と五色椿の寺として関西の人に知られています
白毫寺山門
志賀直哉 旧邸
昭和四年から十年間ほど
この高畑で住み、暗夜行路を書き、当時この辺りに住んでいた白樺派の文人画家などが集い高畑サロンと呼んでいた
頭塔
土と石でできた謂わば墳塔、東大寺創建当時の僧実忠が造ったと言われている、近年までは荒れた丘であったがビラミット状に復元された
高畑の土壁と小路
高畑独特の土塀と小路はそれ自体雰囲気を作ってくれている、志賀直哉旧邸と画家中村二郎氏の経営する喫茶(たかばたけ茶論)の間の小路
たかばたけ茶論内
画家中村二郎氏の自宅と奥様が経営される喫茶「たかばたけ茶論」の中庭、高畑に来られた時は是非一服して行ってください
煙抜きのある屋根
こんな屋根は都会ではなかなか見られなくなっているが、高畑に来ると昔を思い出させてくれる風景に出会う、ついスケッチブックを広げました
新薬師寺
聖武天皇の眼病平癒を祈願して光明皇后が建立されたと伝わる国宝の本堂と、これまた国宝の薬師如来坐像、十二神将立像は有名です
高畑、中清水町
ここは、実は私の生まれた町です、もう五十年も前の風景を思い出して描きました。清水通りの風景は今も私の原点のように思っています
鶴福院から見た
興福寺の塔

この通りはいわゆる「ならまち」に通じる通りで商家が多く今も観光客と住人で賑わっています
ささやきの小径
志賀直哉旧邸から春日大神に通じる小路を「ささやきの小径」と呼んでいて、馬酔木の木がとても雰囲気をつくり、昔からのデイト路です
さぎ池
ここも高畑、浮見堂の風景はいつか見られた事があるでしょう奈良公園の名所の一つです、