七十九景  唐招提寺金堂 

鑑真和上が苦難の末に日本に仏教を伝えた唐招提寺金堂
唐招提寺のこの金堂は天平建築で現存する最大の遺構で「天平の甍」として広く知られているが、意外と修学旅行以来行った事が無いという人が多いのは残念である。金堂内の盧舎那仏、薬師如来、千手観音、四天王は御影堂の鑑真和上坐像と共に一級国宝であり、この金堂自体も講堂、鼓堂、経堂と共に勿論国宝である。現在平成の大修理のため2009年まで拝観できないのがさ淋しいが、今年(2001年)一月から東京上野の東京都美術館で「国宝鑑真和上展」が開かれ、三月の閉会までに五十三万人のひとが出張された鑑真和上像を拝観出来たようだ。
番外29番 「唐招提寺鼓楼」へ
近鉄西ノ京駅から5分)
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ご参考
鑑真和上について
唐の高僧鑑真は聖武天皇の招きで来日したのであるが、五度に亘る海難で渡航に失敗したにもかかわらず、12の歳月をかけ初志を貫きこの平城の都に着いたのであるが、聖武天皇にお目にかかる時には両眼失明していたと言う、多くの学僧を指導しながら仏教文化を開いたと言う事であるが、私は仏教文化と言う事ではなく、現在までの日本文化を作った原点の人物ではないかと思います。
主な金堂内の御仏たち
盧舎那仏坐像(国宝) 奈良時代乾漆造り、高さ3.04m
千手観音立像(国宝) 奈良時代乾漆造り、高さ5.36m
持国天立像  (国宝) 奈良時代木造、   高さ1.85m
多門天立像  (国宝) 奈良時代木造、   高さ1.89m
薬師如来立像(国宝) 平安時代乾漆造り、高さ3.37m
伝薬師如来立像(重文)奈良時代木造、 高さ1.6m
如来立像 (重文)   平安時代木造、  高さ1.54m 
*御影堂の障壁画は日本画の巨匠東山魁夷の大作である