七十七景  花の不退寺 

一条通りに花の寺として知られる不退寺が静かに佇む
奈良の一条通りは東大寺手貝門から法連を通り法華寺に至る実に奈良らしい通りで私の大好きな道です、この道は佐保路と呼ばれ、興福院(コンブイン)海竜王寺、法華寺などそれぞれ上品な寺や天皇陵などが連なる、そんな趣ある道筋に控えめに不退寺があり、境内のレンギョウ、カキツバタ、侘助椿、コスモスが多くの人に人気があるようです。ほど遠くない所に平城京跡もあり奈良時代の歴史街道である。
  (近鉄奈良駅から奈良交通バス不退寺口下車)


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      不退寺について
真言律宗の寺で、平城(ヘイゼイ)天皇が退位後営んだ萱御所が前身で歌人として有名な孫の在原の業平が、承和十四年(847年)に聖観音を刻んで不退転法輪寺と言ったと伝えられている。
鎌倉時代の四脚門、上層部が欠けているが宝形造りの多宝塔、室町時代の本堂がある、聖観音像はじめ藤原時代の五大明王が有名。
近年、花の寺として、れんぎょう、椿、杜若などの花で人気がある。(2001.10.5)