五十景  宮滝

天武天皇の別荘があったと伝えられている宮滝遺跡の近くの景勝、吉野川が大きく蛇行しながら東吉野村へと続くこの辺りは静かな山村風景が何とも言えない。これから奥吉野へ向かうと言う気持ちの高ぶりを覚えるような懐の奥深さがある。花の吉野山、津風呂湖や紙漉きの里、国栖などに近く魅力たっぷりの見所に事欠かない場所である。
近鉄大和上市から奈良交通バス宮滝下車
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ご参考  2001.6.25

たぎつ河内の大宮どころ(吉野離宮)   MRジャーナル誌よりご紹介  泉  保 氏  (史跡愛好家) 
 吉野は山と川の地である。大和盆地から山を越えると、そこには吉野川が谷を縫うように流れている。日本で最大の多雨地帯である大台ケ原山系を源にしているだけに水量も豊かである。また吉野川の流域には平地が少なく、高い山が押し迫っているので神仙郷を思わせ、神秘的である。吉野を訪れた人々はこの仙郷の風景に心を洗われ、新しい詩心を刺激されたのであろうか、万葉集に吉野を詠んだ名歌が多い。−中略− 持統天皇が足繁く通った吉野離宮は宮滝付近にあったという説が有力である。宮滝バス停から右前方への道を下ると吉野川がある。その手前に中荘小学校がある。門の前に大きな案内板があり、宮滝遺跡についての説明が書かれている。この辺りでは縄文.弥生時代の土器が発掘され、さらにそれより後の時代の建物跡や瓦などが発掘された。この建物跡が吉野離宮跡でないかと、説明板には書かれている。これらの遺物は小学校に保管、展示されていたが、現在はバス停北側に新しく建設された町立博物館に展示されている。なお、吉野離宮の発掘から推定される離宮の立体模型も展示されている。−後略−
   万葉集から吉野離宮関連の唱
     「よき人によしとよく見て  よしと云いし  吉野よく見よ  よき人よく見よ」    
        (昔の良い人が良い所だと、よく見て良いと云った吉野を良く見なさい。良い人よ良く見なさい)
     「山川もよりて仕ふる  神ながら  たぎつ河内に  船出せすかも」
        (山も川も合い寄ってお仕えする神にまします大君は、水のたぎり流れる深い淵に船出あそばす)
     「み吉野の  象山の際(ま)の木末(こぬれ)には  ここだもさわぐ  鳥の声かも」
        (み吉野の象山の山あいの木々の梢には沢山の鳥が鳴き騒いでいる)

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