三十二景 春日野

春日野
春日大社の神苑の一部であることから、この辺りを春日野と言うのであろうが、万葉の昔から歌にも詠まれた自然あふれる丘陵地で、南には飛火野に接する緑の広いエリアである、若草山を背景に南京櫨の紅葉の季節は格別魅力ある風景である。昔、山寄りに春日野グランドと言う球技場があって昭和28年ごろ名投手杉下を擁した中日ドラゴンズが春キャンプをしたことがあった、監督は確か天知さんであったと思う。
(近鉄奈良駅から奈交バス大仏殿前下車)
    春日野(カスガノ)の地名
奈良公園の春日神社参道の南北に広がる芝生地の平坦な一帯を“春日野”と呼び、「万葉集」でも春日野で春の若菜を摘んだなどと言う歌が残っている。カスガの語源については、明日香や曽我などとともに、河川の土砂堆積による「洲処(スガ)」の場所と言う意味であろうとされている。それが春霞のカスガと言う語呂と重なつて“春の日のカスガ”と春の日が枕詞になり、さらに飛ぶ鳥の明日香と同じように、枕の「春日」でけでカスガと読むようになったらしい。なお、春日野の中の飛び火野(トビヒノ)の地名は、烽火(のろし)のあつた野と言う意味。

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