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奈良やまと路スケツチ百景

番外 その26  「西行庵への路」 奥吉野

西行庵への道
  吉野山は言わずと知れた桜の名所です、下の千本、中の千本、上の千本、そして奥の千本と桜が日を追うごとに山を駆け上り全山桜の山となりますが、奥の千本を登り続けると大峰山に続くのでしようが、勿論大峰まで行った事はございませんが、奥の千本から二十分ほどでしょうか山道を歩いた事が有りました、この「西行庵」へ行きたいと思っていたからです。  西行が吉野に篭り、世俗を離れて物質を絶ち、歌の修行と精神鍛錬の場所としたのがこの「西行庵」と聞きます。 木洩れ日の路はダラダラ登りでしたが、極端な険しい路もなく、山の中の静寂を楽しみながらの無我の時間でした。

 花をみし昔の心あらためて吉野の里にすまむとぞ思ふ
(花ばかり見ていた昔の心を改めて吉野の里にしばらく腰を据えて住んでみようと思っているのです)
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