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番外その10  雑司からの東大寺大屋根

雑司からの東大寺の大屋根
  奈良国立博物館新館の目の前が奈良交通のバス停「大仏前」でありますが、そのバス停の前には古代に氷を祭ったと言われる氷室神社があり、東大寺の南大門までは此処から少々歩くことになります、その道から気がつき難いですが左に入る小道があります、その小道を少し下った所は「依水園」の裏に当たるのですが、この辺りは東大寺造営時の宮大工などが住んでいた場所なのて゜しょう、今でも工務店と名は変わっているがその雰囲気は残っています、この辺りの町名は「雑司(ゾウシ)町」と言うのですが、その由来は広辞苑を見てみると、東大寺の造司(ゾウシ)さんたちの町だったのでしょうか。
 私はこの小道から東大寺の大屋根が垣間見える事は子供の頃から知っていて、この風景が好きでした、奈良に行った事のある人なら誰でも知っている南大門を通して大仏殿を見る景色は一般的で、勿論その迫力と荘厳さは世界遺産の顔でありますが、この小道の景色のような小さな風景も何とも奈良らしくて良いと思います。

          依水園
万葉集に出てくる吉城川の水を戒壇院の下から引き込み
若草山と春日山それに東大寺を借景に取り入れた国名勝
の回遊式庭園で、起伏に富んだ見事な庭園です
 雑司(造司)
広辞苑によると
古代、官営寺院の造営や修理の為に臨時に置いた官庁。奈良時代の造東大寺司は八省に準ずる機構であった。平安時代以降は東大寺、興福寺の造寺司のみとなつた。

 雑司町
現在奈良市雑司町は南はこの辺りから北は手貝門のあたりまでと範囲は広い

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