TOP>MENU>パラオ>バベルダオブ島ツアー 謎の遺跡ストーンモノリスを訪ねて

 日本からパラオに到着すると、街灯の少ないパラオはいつも闇の中。朝起きて海に行って、帰ってきてシャワーを浴びて食事をするときはまたまた夜。パラオの町を見られるのは、ダイビングショップまでの車の送迎の時だけなんて方、多くありませんか。(PPRとかロイヤルは桟橋送迎だから、これもなし。)
 だから、今回は最終日に思い切って陸上から見たパラオを体験してきました。その一部を紹介します。

コロール
ウェストプラザダウンタウンホテルの前からのショット。コロールの最も栄えている辺りの朝のラッシュの風景。
 
 写真奥の道路左側の赤い三角屋根がWCTC
 その道路の向かい側はパラオホテル
 
まずは、KBブリッジ
 コロール島からバベルダオブ島に渡る橋。確か1977年に韓国資本の企業が建設した以前のKBブリッジは、1996年に崩壊しました。現在の橋は2002年に鹿島建設が建設した立派な橋です。以前に行ったときは、仮設の橋を渡り、崩壊した、いかにも怪しいコンクリの橋の残骸が見られたのですが、今はきれいになっています。
 
 
バベルダオブ島内の道
 なんと、こんな超ど田舎にこんなきれいな舗装路が、しかも島一週だそうです。コロールからの人口分散のためらしいけど・・・。でも、このツアーはこの道があってこそです。
 
新首都 マルキョク州
 コロールから車の全然いない、当然信号もない道を30分くらい?走ると、新しい首都のマルキョク州となります。

新政府の建物

駐車場からの眺め
 この建物に観光客は誰もいなかったけど、中に入ってトイレを借りました。長居すると建物から出るようにいわれました。怒られた感じ。
 
  けっこう大パノラマ
 

舗装道路が工事中で迂回を余儀なくされ、たまたま立ち寄ったとある村
 感動的に美しい村でした。リゾート開発されないことを祈りますね。
 
 村に小学校がありました。そこで出会った子どもは、珍しいのか大騒ぎ。目の輝きが違う感じ。写真をせがまれたり、覚え立ての日本語で挨拶したり。自分の子どももこう育てたいな〜、無理かな〜?(本当はたくさん写真はあるのだけど、顔を載せるとどうかな思い、これだけにしておきます。) 
 JICAの若い男の先生もいました。とてもいい体験をさせてもらいました。
 

ノースビーチコテージ
 ここで、お弁当を食べビールを飲み、しばし休憩。若者たちはシーカヤック何ぞを楽しんでおられました。バーベキューもできるらしい。

入り口の看板

犬も海を見つめる
 
 ビーチの枯れ葉を掃除してあったら、100点をあげます。最高にのんびりできる。
 コテージだから、宿泊もできるようです。
  

ストーンモノリス
 バベルダオブ島の最北端のこれまた超大自然の中になぜかこんな石がある。遺跡もいいけど、この場所から見た大パノラマは圧巻です。

この下にある石です

左下の石 顔でしょ?
 昼食時に飲み過ぎると、坂の上り下りがきついので注意。
 
 
 遺跡に興味のない方は、この大パノラマをどうぞ
 
料金
 このストーンモノリスに行くには、料金がかかります。車で入っていくと、ものすごいスピードでレンジャーの車が近寄ってきます。
 一人20ドル(オプショナルツアーで頼めば、この料金込みでしょう。要確認ですけど。)
いいつたえ
 ガイドさんから聞いた話
 昔々、神様からパラオの民に「明日の夜明けまでに会議場を建立せよ」とお告げがあったそうな。パラオの民は一生懸命に働いて会議場を建立しようとしたが間に合わず、夜明けとともにその体を石に変えられてしまったそうな。それゆえに、この石は朝日を避けるように日が昇る東に背を向けているんだと。 神様ってそんなひどいお方なの?

 
 パラオの文化は、少なくとも1500年前には存在していたそうです。ただし、パラオ語は文字を持たず、ゆえにストーリーボード(木の板に物語を彫刻したもの)などがあるのですが、この遺跡に関しては、こんな言い伝えしか残っていないらしいです。それもまたおもしろいですけど。

ツアーについて
 このツアーは、ダイビングと同じくパシフィックダイバーズ オアシスでお願いしました。
 朝9時頃出発して、夕方4時頃のには帰着。ダイビングの最終日には最適ですね。
 一人105ドルか110ドルかそんな感じの値段。昼食(ハンバーガーの場合)、水、ストーンモノリスの料金も込みでした。(ビールは持参しました。ダイビングフィーと一緒に精算したので、詳しいことは完全に忘れた。すみません。)

 ちなみに、かの有名なガラスマオの滝に行くツアーもあります。ただし、駐車場から往復2時間歩くそうです。ビーサン不可。私は迷わず却下。

 ガイド氏曰く、この自然を「あまり知られたくない」ということでした。確かに海外旅行客のための開発はほとんどされていません。だからこそ今価値があると思いました。



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