9月11日...七夕の願い事
 
『車のはいきガスで、オゾンそうがはかいされませんように』
 
ちょっと古い話ですが、これは今年の七夕の時にY介(小3)が小学校の短冊に書いていた願い事です。
妻がボランティアの本の読み聞かせで小学校を訪れた時、その短冊を偶然見つけました。
ちょっと変だよねぇと、あとで夫婦で笑ったものです。
 
小さい頃から社会的な意識を持たせるように、事あるごとに色んな話をY介にはしてきましたが、オゾン層破壊の話をした覚えはありません(笑)。
きっと本かテレビで聞きかじったのでしょう。
 
しかし、ある意味私は認識を新たにした次第です。
何をかって言いますと、私はこれまで子供の考えることなんて99%予想がつくと思っていました。
ちっちゃい頃から、子供にインプットされる情報の99%を親の私たちが把握していたのだから当然です。
ですが、もうそれは親の驕(おご)りであり勘違い以外の何ものでもないということですね。
小学3年生にもなると、親の知らないところで毎日膨大な情報が本人にもたらされていて、本人は取捨選択をしながらたどたどしくも自分なりの考えを持っていくようになるのでしょう。
 
「どうせ『ケーキ屋さんになりたい』とか、『サッカーがうまくなりたい』とか書いてるんだろ」、なんて思っているお父さん、子供が書いた短冊をちゃんと読んでみてください。
そして、たとえ子供が中東和平かなんかを七夕様にお願いしていたとしても、決して驚かないことです。。。
 
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