2月4日...お産と潮の満ち干き
 
会社で同じチームに所属するYさんのお姉さんが臨月を迎えていました(笑)。
「お姉ちゃん初めてなんで、生まれそうになったら傍についてて欲しいって言われてるんです。その時は会社休んでもいいですか?」と事前に相談されていたので快諾しました。
仲のいい姉妹のようです。
 
ここ1週間ほどは毎日退社する時に「明日は休んでしまうかもしれません」と言いながら帰っていくのですが、翌朝はきっちり席に座ってパソコンの画面を覗き込んでいます。
「おはよう。まだだったの?」
「ええ、すいません。まだでした」
と朝一番の挨拶を交わすのが日課となってしまうほどでした。
 
出産と潮の干満には密接な関係があると信じて疑わない私は、先週末の金土日と続く大潮3日間が山場だと断定し、博多港の潮汐曲線をプリントアウトしてそれぞれの満潮時間に印を付けて金曜の夜に退社しようとする彼女に渡しました。
「間違いない。ここかここかここのどこかで生まれるやろ」
妙に自信たっぷりに私が言うものですから、
「は、はい!ありがとうございます。お姉ちゃんに教えます!」と、かなり信じているようでした(別にだまそうとしたわけではありません。念のため)。
 
昨日月曜の朝、会社にはいつものようにパソコンを覗き込んでいるYさんの姿がありました。
「おはよ。どうだった?」
「はい、まだでした。あの紙家に貼ってたんですけど・・・」
「ごめん、ごめん」
 
そのYさんから今朝一番に私の携帯に電話が掛かってきました。
「生まれそうなんです!」
 
明日、彼女に生まれた時間を聞こうと思っています。
きっと満潮の時間帯だったはず!
 
(単にうちのY介が福山港の満潮時間に生まれたので、そう信じているだけですが)
 
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