私の釣り方、その内容
この日記にはどんな「釣り」が登場するのか?
私がそうでしたからよくわかるのですが、釣りに関するホームページを閲覧する時って、まず「どんなスタイルの釣りをやってる人なんだろう?」ということが気に掛かりますよね。
私の場合はスタイルというほどの大層なものは何一つありませんが、一応私がどんな釣りをしているかを簡単にまとめてみましたので、興味のおありになる方はご覧になってみて下さい。
1:胴突き探り釣り 2:ブッコミ釣り 3:サビキ釣り
4:遠投カゴ釣り 5:ルアー 6:電子浮き釣り
最初に断っておきますが、このサイトには磯に渡ってメジナを狙う全遊動フカセ釣り、なんて話は一切出てきません。
波止でコマセを効かせながら細仕掛けで渋くメイタ釣り、カニやイガイの落とし込みで年無しチヌ!なんて話も同様に出てきません。
沖で豪快な真鯛釣りやヒラマサ釣り、ウニを使ってイシダイ釣りなんて金輪際話題にも上らないでしょう。
ここ糸島近辺の夜の漁港の防波堤や船着場、昼間の海づり公園での小魚釣りが、私の釣りのほぼすべてとなっております。
そんな私のような小魚釣り師でも充分に釣りの楽しさを味わっていますし、家族も私の釣果を楽しみにしてくれています。
釣りって、本当に懐の深い趣味だなあって思います。
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■私の釣り方 その1
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<胴突き探り釣り>   ⇒仕掛け&タックル図
狙い メバル、アラカブ(カサゴ)
竿 磯竿1号、5.3m、インターライン
道糸 2号
ハリス 市販仕掛け(幹糸2号、ハリス1.5号)
市販仕掛け(メバル9号)
底オモリ 1〜3号
平日の夜釣り主体のサラリーマンにとって、近くの漁港の防波堤で手軽に短時間でも楽しめる釣り方がこれです。
まったくの初心者だった私が一人でも見よう見まねで始めることができました。
複雑な仕掛けも要らず、撒き餌をはじめとした事前準備も必要ありません。最小限の荷物でOKです。
技術はそれなりに必要とは思いますが、フカセ釣りなんかに比べれば独学で充分に習得できる釣り方だと思います。
いわゆる”根魚”と呼ばれる魚を狙います。こんなに手軽なタックルで釣れるにもかかわらず、食味は最高の魚達です。
この釣り方の一番の魅力は、魚のアタリをダイレクトに手元で感じて合わせを入れるという、海の中の魚たちとの直接的なやり取りの面白さに尽きます。
そして、私のような初心者にとっての最大の利点は、仕掛けの底取りが確実にできるということでしょう。
メバルやアラカブなどの根魚を狙って底取りが確実にできるということは、つまり大抵の場合で狙った魚のタナを直撃できているということになります。
これは独学の初心者にとってとても重要な利点でした。
この釣り方で腕を磨いていけば、もっと繊細な道具と仕掛けを使ったいわゆる”脈釣り”の世界に入っていく第一歩にもなるでしょう。
この胴突き探り釣りが私の夜釣りのメイン釣法なのですが、ここ糸島の夜の防波堤で同じ釣り方をされている人をこれまで一度も見かけたことがありません。
前打ちか何かと勘違いされるのか、時々「メイタ狙ってるの?」と聞かれます。
九州ではそれほど一般的な釣り方ではないのかな。
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■私の釣り方 その2
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<ブッコミ釣り>    ⇒仕掛け&タックル図
狙い チヌ
竿 磯竿3号、4.5m/5.3m、遠投仕様
道糸 4号
ハリス 2.5号〜3号、一ヒロ
チヌ針4号、丸セイゴ14号
中通しオモリ 8〜12号(オタフク型)
初心者にも簡単でシンプルな仕掛けということで気に入っています。
本来はチヌ狙いの仕掛けなのですが、昨年(2001年)一年間でチヌは3尾だけ。もっぱら外道釣りで楽しませてもらっています。
アナゴ、ウナギ、ハモ、ハゼ、キス、タコ、タイゴ、ゴンズイ、フグ、ヒトデ・・・。
夜釣りですので、ヘボ釣り師の私でも思わず「ドッキン!」とするような大物が釣れる可能性はゼロではありません。
そう思いながら竿先のケミホタルを眺めている時の、ワクワクドキドキ感がたまりません。
磯竿の竿先のしなりと中通しのオモリを使った遊動仕掛けは、デリケートなチヌに違和感を与えず食い込みが良くなるのだ、という仕掛けの理屈は初心者の私にとって「フンフン、なるほどね」とうなずかせるに充分でした。
磯竿のしなりを利用して投げ込むから力糸も要らない、なんていう理屈も、複雑な仕掛けにうんざりしていた私にとっては好都合な講釈でした。
初めて私のブッコミ仕掛けでチヌが釣れたときの感動は、今でも鮮明に覚えています。
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■私の釣り方 その3
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<サビキ釣り>   ⇒仕掛け&タックル図
狙い アジ
竿 磯竿2号、4.5-5.3m
道糸 3号
ハリス 市販仕掛け
市販仕掛け(4号〜7号)
下カゴ(オモリ付き)
一昨年(2000年)秋の釣りデビューのときに当時6才の息子と覚えた釣り方です。
釣りの面白さ、新鮮な魚のおいしさ、夜明けの海の美しさ、などなどたくさんのことをこの釣りで教えてもらいました。
ここ糸島の豊かな自然をより深く楽しむために始めた釣りですので、海や魚と触れ合う手段として今でも全然飽きることなく、大いに楽しんでいます。
小学1年生の息子と二人で行くことが多いのですが、時には小学校がある週の早朝に一人でこっそり行くこともあります。
サヨリ釣りを覚えるまで、サビキ釣りは唯一私が家族を残して休日の早朝から半日を費やす釣りでした。
色んな魚が釣れますが、メインはアジです。
アジっていうのはこれほど簡単に釣れる身近な魚でありながら、食味のいい素晴らしいお魚さんですね!
私は大好きです。
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■私の釣り方 その4
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<遠投カゴ釣り>   ⇒仕掛け&タックル図
狙い サヨリ
竿 磯竿3号、4.5m、遠投仕様
道糸 4号
ハリス 1〜1.2号、40〜80cm
赤袖5号
福ノ浦漁港でサヨリ釣りを覚えました。
まだ昨年(2001年)の晩秋にやっただけなのでデータは少ないですが、小さくても25cm、大きければ35cmまでのサイズが釣れました。
平均30cmほどでしょうか。充分サンマサイズが狙える場所だと思います。
みんな防波堤から4、50mくらいはカゴ仕掛けを投げ飛ばしますので、私も上記のような強い竿を使っています。ついつい遠投競争になって、自らポイントを遠くしていることになりますね。
遠目には同じような赤いカゴ付きの飛ばし浮きと、シモリ玉のアタリ浮きで仕掛けを作っていますが、絡むのを防ぐために細部は人それぞれ異なっているようです。
サヨリ釣りの楽しさは、なんといっても針掛りした時に遠くでピシャッ!とあがる水飛沫です。
サヨリは表層を泳ぐ魚です。ですから、カゴからこぼれるコマセにつられてサヨリが仕掛け付近に寄って来ますと、海面がにわかにざわついたり、銀色の魚体がキラッと光るのが遠目にも見えてくることがあります。
向こう合わせでは釣れにくいので、アタリ浮きの動きをじっと見つめて小さく合わせるタイミングを計ります。
アタリ浮きの動きは様々です。うまく合わせが決まると、バシャバシャッ!と海面でサヨリが暴れるのです。
この瞬間が実に楽しいのです。
この魚はその食味も忘れてはいけません。
まず、刺身がうまい!
それ以外にも塩焼き、てんぷら、干物ととっても美味しくいただけます。
釣って楽しく、食べて美味しい、これも身近ですけどいいお魚です。
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■私の釣り方 その5
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<ルアー>
狙い メバル
竿 専用ウルトラライトロッド(1/57oz〜)、6.6f
ライン 4LB
リグ 極軽ジグヘッド(1/32〜1/16oz)
平日の夜、仕事が終わってからの限られた時間でお手軽に遊べる釣り方と対象魚を探していた私にとって、ライトタックルでのソルトルアーフィッシングは最適な釣りだったのかもしれません。
夜釣りを始めるとすぐに、メバルを狙うルアーマンの姿を時々目にするようになりました。
それ以前にバス用のルアータックルでアラカブを狙っていた時期があったのですが、防波堤際を重めのジグヘッドでフォーリングさせながら探っていくアラカブ狙いに比べて、メバル狙いのルアーはかなり格好よく私の目に映ったのでした。
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■私の釣り方 その6
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<電子浮き釣り>
狙い チヌ、スズキ、メバル
竿 磯竿1号〜2号
電子浮き 大々、1号、3号
練習のつもりで電子浮きを使った夜の浮き釣りも時々します。
ナショナル製のいろんなオモリ負荷の浮きを用意して、チヌやスズキやメバルを狙ってみたりするのです。
竿は1、1.5、2号の磯竿を一応使い分けながら。
虫エサを付けて流すだけで、特に撒き餌もしません。必要もないのに遊動浮き仕掛けにしていまして、これも練習のつもりです。
目立った釣果は一切ありません(笑)。
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