2003年2月14日(金)
船越漁港 21:00〜23:00
大潮、満潮20:14、晴れ
お待たせいたしました、2003年初めての釣り日記です(誰も待ってないって)。
なんやかやと仕事があわただしくて、それに年々寒さが身にしみるようになってきたし、なかなか凍える夜に出漁しようという気分になれませんでした。
それに、冬の日本海は荒れる日が多くて・・・。
ところが、この日18:00頃に会社から177に電話してみると、今夜の福岡地方には強風注意報も波浪注意報も出ていません。
沿岸の海域の波の高さはなんと1mとのことです。
珍しい!金曜の夜にこんな好条件とはほんとーに珍しい!
しかも今宵は大潮ときたもんだ。
19:00頃、隣の課の若手社員のN嶋君が「○○さん、何か予定ありますか?」と、お酒のお誘いです。
「あ、ごめん。俺、これから釣り」
「えっ!?」
N嶋君としては100%想定してなかった返事だったでしょう。
「俺、釣りだから」
「釣りっすか?これから釣りに行くんすか?」

私が釣りをしていること、実は会社のほとんどの人が知りません。
☆    ☆    ☆
会社を出たのは19:30頃。
電車に乗る前に天神駅ホームから妻へ「バレンタインデーなんだから駅まで迎えに来ておくれ〜」と電話をいれて準備は万端です。
速攻で自宅に帰り、夕飯を腹に詰め込んで20:30には出発しました。
OS釣具でモエビを400円分買ってブクブクをセット。
21:00には船越漁港・久家波止側の船着場に到着しましたが、私以外に釣り人はだ〜れもいません。
やはり2月の日本海沿岸で夜釣りをしている人って少ないんだなぁ。
1.5号の底オモリを付けて静かに船着場の明るい場所で底まで沈めます。
エサの付け替え3度目でググッと締め込んできました。
気持ちのいい重量感で海面から飛び出してきたのは17cmのあらかぶです。
下あごをつまんで「デジカメ、デジカメ」と、カシャッ!
常夜灯で明るい船着場をうろちょろしながら探り続けます。
次はコンコンとアタリがきた後にギュンッと突っ込んできました。
あきらかにさっきのあらかぶとは違います。
 やっぱりメバル(16cm)でした。
2時間ほど探り続けましたが、その後は小アイナメ(リリース)とハゼ(18cm)が釣れただけで寒くてギブアップ。
23:00過ぎには帰路につきました。
☆    ☆    ☆
■今日の釣果 : あらかぶ(17cmx1)、メバル(16cmx1)、ハゼ(18cmx1)
上から順にメバル、ハゼ、あらかぶです。探偵ナイトスクープを観ている妻を尻目にすぐに魚を捌きました。
3尾ともまだまな板の上でバタバタ暴れています。
(なんか魚を捌くのも久しぶりだナ♪)
釣りたての魚の出来たての煮つけで早速一杯やりましょう。
カシュッ!
コッコッコッ・・・
グビグビ、プッハー!
横から妻が箸を伸ばしてきます。
寒かったけど、それに相変わらずの貧果だったけど、これだけ幸せな気分になれたらまあいいかぁ〜。
「こういう小市民的フィッシングつーのもありだよなー」などと思う冬の夜でした。
 
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