９８年２月１日（日）　木曽川水系付知川

待ちに待った恵那漁協の渓流釣り解禁日。僕にとっての正月
のようなものです。万全の防寒体制で昨年同様ホームグラン
ドの付知川へ出かけた。

年の最初の釣りが養殖の成魚放流狙いでは虚しいため、天然
魚狙いで源流へ入った。

結論から言うと、僕の今までの人生で最悪の釣りとなってし
まった。
まず、あたりが一度もなかった。イクラとキンパクを使い分
けても、全く反応がない。早朝６時から午後２時まで粘って
もダメ。
こんなひどい状態は初めてだ。気温も雪の量も昨年の方がひ
どかったが、魚の反応は今年の方がひどい。

おまけに、氷に足を取られ転倒し、左膝と左手首を強打し、
激痛が走っている。それよりショックなのは、転倒の際に長
年愛用してきた竿を折ってしまったことだ。
最後には雪の積もった巨石から滑り落ちて、川へダイブして
しまった。寒いなんてものではない、強烈な震えに襲われた。

前日に釣友の柘植君を誘ったが、「寒いから行かない」と断ら
れた。柘植君！あんたの判断は正しかった。偉い！賢い！
でも、一言。「この根性無しが」（＾＾；
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その後地元の名も無き里川に行ったが、アブラハエ２匹にからか
われただけ。散々な一日だった。
次は２月１６日の木曽川漁協の解禁日に、この雪辱は晴らす。