９７年４月２７日（日）　宮川水系高原川支流

　叔父の古屋氏と釣行。古屋氏は木曽方面をテリトリーと
する餌釣りの大ベテランで、以前より一度同行して釣技を
勉強させて貰いたいと思っていた人物です。
　しかし、いざ釣り始めると悲しい習性で、自分の釣りに
集中してしまい、古屋氏の釣りの様子など眺めている余裕
はありませんでした。

　朝の内は冷え込みが厳しく、当たりもない状態が続く。
でも、日が昇る頃になるとイワナが瀬に出る様子が見えて、
そこを狙うとガツンと強い引き込み。これがあるから釣りは
止められない。午前１０時の時点では僕が５匹に対して、古
屋氏は２匹。ポイントを知っている僕が有利だった。

　しかし、正午に引き上げる頃には、僕は５匹のままに対し、
古屋氏は７匹まで延ばしていた。さすがベテラン、初めての
場所でもしっかりと数を延ばしてくる。彼曰く「木曽より奥
飛騨の方が魚影が濃い」そうだ。
　今度はアマゴ釣りに同行して貰い、釣技を教えて貰おう。