２００３年８月１６日（土）　付知川支流　柏原川

　今年は雨の日が多くて、川の水量も落ち着きません。気温も
低いので鮎などは冷水病被害が深刻のようです。
　渓流釣りも渇水よりは、増水していた方がいいのですが、今
年のように川が氾濫ばかり繰り返していると、あまりいい影響
は無いでしょう。

　盆の連休期間中は、飛騨方面に遠征するつもりでしたが、連
日の雨で川の増水がひどく、近場の小河川で遊ぶことにしまし
た。
　午前五時半に柏原川の下流域に入ったのですが、想像通り水
量は普段より10ｃｍ高で、岸まで水が溢れていました。幸い濁
りは取れていたので、遡行は苦労しそうですが釣りは出来まし
た。
　バイオを餌に瀬の緩流帯に投入すると、カワムツやシラハヤ
が次々と食いついてきます。たまらず流芯を攻めてもシラハヤ
ばかりなので、１時間程度でこのポイントを諦めました。

１kmほど上流に移動して堰堤下を攻めることにしました。
今度はなかなかアタリが出ません。餌を流すルートを変えなが
ら粘っていると、岸よりの緩流帯で15ｃｍのアマゴが釣れまし
た。なかなか美しい魚でした。
　しかし、後が続かずチビアマゴとアブラハヤしか掛からない
ので、移動してブッシュに覆われた淵に向かいました。
　淵の頭に立って、ブッシュの下をくぐらせて餌を送り込むと、
一投目からアマゴの素早いアタリが出ました。でも、釣れて来
るのは10ｃｍ程度のリリースサイズばかりです。しばらく同じ
ポイントで粘って、同じようなサイズのアマゴを釣ってはリリ
ースを繰り返しました。そうこうしている内に餌のバイオが最
後の一匹となりました。そのラスト一投で、１７ｃｍのアマゴ
がかかりました。
　日も高くなり、水勢が強く餌の川虫採取も困難だったため、
午前９時で切り上げました。結局アマゴ２尾でした。