２００３年５月３日（土）　益田川水系馬瀬川

　家族旅行で馬瀬村の美輝の里に宿泊したので、早朝の２時間
だけ目前の馬瀬川に竿を出してみる事にしました。
　餌の川虫が入手できなくて、バイオを持参しました。

　午前５時に森下橋の下に入り、淵の前後を探る事にしました。
連日の人の出入りが激しい川だけに、魚にハイプレッシャーが
かかっている事を想定して、6.1mの竿に針は４号を使用しまし
た。
淵尻の浅瀬に第一投を流し込むと、いきなり目印が沈みました。
ドンピシャのタイミングで竿を上げると、18ｃｍのアマゴがタ
モに飛び込んできました。
　しばらく同じポイントで粘りますが、リリースサイズの小物
とウグイしかかからなくなり、少し上手のトロ場に移動しまし
た。そこの瀬尻や流芯脇を流しても無反応のため、足元の浅瀬
に投入してみました。
　すると、ガツンと重い引きが来たので、合わせを入れると、
水面に銀色の良型が舞いました。慎重に寄せてから引き抜くと
ウロコが剥がれて白っぽくなった放流アマゴの２３cmでした。
成魚放流が主体の馬瀬川では仕方が無い魚体です。それでも、
型は良いので、まあ良かったです。（今年は絶不調だけに）。

　その後、最初の淵に戻り15cmの放流アマゴを追加しました。
その直前に良型をバラして悔しかったのですが、所詮放流物
だろうと自分に納得させて、終了時間を迎えました。
　餌にヒラタを使って、もう少し慎重にアタリとりをすれば、
数は伸びたでしょうが、これが現時点の自分の腕の未熟さです。
結局、放流アマゴ３尾をキャッチし、帰路に着きました。