２００３年２月１日（土）　木曽川水系川上川

　2003年の渓流解禁日は何処へ行こうか迷い、友人の林君と
相談して飛騨川水系の加子母川の成魚放流物でも狙おうかと
いう事になっていました。
　しかし、林君が仕事のために釣行できなくなり、一人で行
く事になったので、のんびりとマイペースで釣りをすること
にしました。
　そこで混雑する成魚放流物狙いを止めて、昨年同様に川上
川で準天然物を狙うことにしました。

　午前８時３０分くらいに川上川に到着しましたが、気温は
マイナス６度で積雪は１０〜２０cm程度でした。幸いながら、
良く晴れて日差しが暖かく差し込んでいるのがありがたかっ
たです。
林道には車輪の後はなく、川にも人の足跡はありません。間
違いなく今シーズンの第一号の入渓者のようです。
　餌はイクラを使用し瀬や落ち込み下を流しますが、全く無
反応です。やはり大場所に居着いているようなので、堰堤下
を集中的に攻める事にしました。
　堰堤下のかけ上がり付近で目印が沈んだので、竿を合わせ
ると１５cmのアマゴが釣れました。尾ビレも綺麗な準天然物
ですが、当然ながら全身サビだらけです。
　その後はチビアマゴが散発的に釣れるだけで、２時間ほど
粘った後で場所移動しました。上流に向かうほど雪のため遡
行困難となり、下流に移動しました。
　適当な堰堤を見つけて粘りますが、ここで20cmのアマゴを
釣っただけで後が続きません。
　解禁直後の冷え込みのきつい環境下で、成魚の直前放流が
無いわけなので、魚の顔が見れただけでもいいかと自分で納
得し、帰路につきました。他に誰も釣り人がいない所で、ゆっ
くりと竿を振れた事が収穫でした。