２０００年４月２３日（日）　高原川支流笠谷,その他

　数日続いた雨の影響でどの川も増水気味で、入れる所は限られ
る状況でした。しかし、気温は早朝でも８度とベストな状態で、
魚が溜まる場所にさえ入れればいい結果が出る予感はありました。

　最初は朝の５時３０分に笠谷に入ったのですが、予想通り水量
が多く、入川場所から少し遡行しただけで、それ以上は進めませ
でした。でも、魚にとってはいいコンデションのようで、淵の緩
流帯などで良型のイワナが釣れました。
　また、昨年暮れの台風による林道損壊の復旧工事が続いており、
谷の入り口には進入禁止の警告がありました。
　水量の多さと工事の警告で、早々に笠谷での釣りを諦めること
にしました。
　結局キンパクの餌でイワナ３尾とヤマメ１尾でした。笠谷はイ
ワナのみの谷なので、ヤマメは本流合流点の近くということもあ
って、遡上物だと判断しています。

　移動して小さな某谷に入ったのですが、そこは雪がまだ膝まで
残っており、急斜面という悪要素もあって、入渓にはためらいが
ありました。しかし、水量は増水で適量となっており、条件はベ
ストでした。堰堤下などで大型のイワナが連続でかかり、32cmと
30cmの尺オーバーを釣り上げました。
　掛けてから水面に上げるまでが一苦労で、両手で竿を立てて耐
える間アドレナリンが沸騰しました。
　上げたのは２尾だけでしたが、取り込む直前にハリス切れにな
った魚が４尾いて、大型のパワーに翻弄されました。
　この谷の名称は、あまりにも小さな場所のため、敢えて伏せさ
せて貰います。