２０００年３月１１日（土）　木曽川水系付知川支流

　二日前の積雪が凍り付いた林道を慎重に運転して、午前９時頃に
付知川の猪谷に到着しました。気温は氷点下１度で曇り空、太陽は
出る気配はありません。
　寒くて魚の活性が低いのかと厳しい釣りを覚悟しました。しかし、
川原を移動中に瀬尻に浮かぶアマゴを確認して、俄然やる気が湧き
ました。我ながら単純な思考回路です。
　それでも魚の反応は渋く、餌のキンパクを追ってくれません。堰
堤下で最初の１尾を釣ったときは、とにかくほっとしました。
　その後、淵の巻き返しで１尾のアマゴを追加しましたが、後が続
ません。午後１時で切り上げることにしました。とにかく、天然ア
マゴの顔が見れたことに満足です。

　午後３時から同じく付知川支流の横川に入ったのですが、こちら
は里川なので雪も残っておらず、比較的暖かな状況でした。
　最初に入った堰堤でいきなりアマゴが釣れて期待感を持ったので
すが、時々放流サイズが釣れるくらいでした。瀬では反応が無いの
淵で粘って、もう１尾追加したところで終了しました。
　昨年この川に入ったときはボロボロの放流アマゴばかりでしたが、
今回はウロコもヒレも綺麗な準天然物でした。恐らく稚魚放流した
ものが成長したのでしょう。