加子母川放流地点と、上流域の尺イワナ。


2000年2月1日(火) 飛騨川水系加子母川(白川),木曽川水系付知川

 一部の河川が解禁となる2月1日、休暇を取って万全の体制で
  釣りに出掛けました。せっかくの解禁日なので、まずは魚の顔を
見たいと思い、成魚放流狙いにしました。

事前に加子母川に成魚放流が実施されていることをメールで教え
て頂いていたので、加子母村内の橋と淵のある場所で粘ることに
しました。
午前3時にポイントに着いたのですが、広場には三河方面ナンバー
の車が多数停まっており、川原では焚き火で暖をとる人々の姿が目
につきました。氷点下8度だったので、さすがに冷え込みます。

午前6時30分頃から釣りを始めると、あちこちで18センチくら
いのアマゴが上がりだし、僕の竿にもわかりやすいアタリで同クラ
スのアマゴがかかりました。
但し放流物なので、尾ビレはギザギザに破れ全体的にスモルト化し
て、ウロコはすぐに剥がれる有様です。
3時間ほどいたのですが4尾しか釣れず、淵に群れているのが目視
できるのですが、全く餌に反応を示さなくなりました。

日中になって陽気も良くなったので、上流域の天然魚狙いに変更し、
移動して林道に向かいました。暖冬の影響でほとんど雪もなく、容
易に車を走らせることができました。
渇水気味だったのでめぼしい淵を攻めると、32センチを筆頭に10
尾の天然イワナが釣れました。その内30センチオーバーが3尾とい
う好結果です。体高もあり活性も良かったので、なかなか竿を立てる
ことが出来ず、スリリングな手応えでした。6号の針を曲げてしまう
パワーには脱帽しました。

帰路に付知川に寄り、渋い反応の中を淵で粘って1尾の準天然アマゴ
を追加しました。
初釣りで15尾の好漁、しかも尺オーバー3尾という結果に大満足で
す。


付知川上流の準天然アマゴ

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