7月9日産経新聞社主催の富士山清掃＆トレッキングに娘と2人で参加してきました。
募集の内容は、富士山の樹海には、多くの動物や貴重な植物など、すばらしい自然が残っています。アルピニスト・野口健さんとともに不法投棄された樹海のゴミの清掃＆ トレッキングをしながら、環境問題を考えてみません。でした。

青木ヶ原樹海の清掃のあと野口健さんのミニ講演会も聞くこともでき楽しく有意義な一日でした。

　　７月９日（土曜）少し天気が心配でしたが、自宅を6時に出発、駅に行く途中のコンビにでお昼のおにぎりとお菓子を購入し、お昼の準備も完了。
持ち物は、
お昼用におにぎり、3個とパン、５００ｃｃのお茶のボトルを2本。
お菓子類少し。
雨具（携行用のカッパ、折りたたみ傘）
ゴミ袋（大、小）
手袋（軍手）
帽子
以上

　　　７時45分大手町の産経ビルの前に集合
世話をされている旅行会社方に、出席の届けをし、乗車するバスの号車を聞きます。

出発時間の8時になっても、17人がまだ到着していないので、20分待つことになりました。
当日の連絡先が案内に記入されているのですが、連絡がないようです。

8時20分出発。

首都高速（神田橋入り口）、中央道と目的地（富士山もりの学校）に向かって、バスは順調でした。
途中、9時20分頃
談合坂SAでトイレ休憩。
　　　　　
マイカーやバスがいっぱいで、トイレもすごい列。
男子トイレにも、ご婦人が並んでいました。
気持ち向かって右側のトイレの方が流れが速かったような気がしました。

トイレを済ませバスに戻ろうとしたところ、降りたところにバスがなく、迷子になりそうでした。

１０時過ぎに河口湖ICを出て、10時30分ごろに「もりの学校」に無事、到着開校式が行われました。

　　　　　　　　

　産経新聞の方の説明と、もりの学校校長：野口健さんのあいさつ、教頭の船津さんの説明

インストラクターの紹介と班分けが行われました。
もりの学校は、廃校になった学校を使っていて、トイレは、富士山で使用されていたバイオトイレを設置していました。
一回200円程度のチップ制でした。

産経新聞主催の活動は、3年前から行われ、昨年は、6回、今年は、今回が1回目であること。
今まで、雨に降られたことはなく、怪我人もでていないが、作業は、注意して、疑問に思ったら自分で判断せずに、インストラクタに聞くようにする。などの注意事項を聞きました。

野口さんの話で、最近は、5合目以上はきれいになっている。
多くの人が訪れるところは、汚れるのも早いが、きれいになるのも早い。訪れる人々の意識が変れば、すぐにきれいになる。
30万に人がゴミをひとつ捨てると30万個になるが、一人が2つ拾うと６０万個のゴミがなくなる。
当たり前のことですが、人の意識を変える運動が大切だということが、よくわかりました。

　　　　
バスで、富岳風穴入り口の駐車場に移動し、各班単位にインストラクターについて野鳥の森公園まで青木ヶ原樹海のトレッキングしました。
「ちょっと待て」なんて、少し怖い看板もありました。（＾＾；
私たちの班は、１１名で、インストラクターの方は、八王子に住んでいる、セブンイレブンに勤めている方でした。
富士山が好きでこの活動に参加していると言っていました。
　　　

　　　　
天気がよいと後ろに富士山が見えているはず。

野鳥の森公園で、持ってきたおにぎりでお昼にしました。
以前は、お弁当を出していたそうですが、清掃にきているのに、ゴミを出してどうするのだ。という話で各自の持ち込みになったそうです。

昼食後、参加者全員で記念写真を撮って、清掃作業をする場所に移動しました。

　　
道路脇から樹海に少し入ったところが、目的で、インストラクタの方にゴミ袋を渡され、あまり奥に入っていかないようと注意を受け、目標の岩のようなものの周辺で作業をしてください。といわれました。

最初、落ちているゴミを拾うのだと思っていましたので、こんな狭いところと思って、そばのビニールくずを拾い始めました
。ところが、出てくる出てくる、周りに生えているコケの下は、ゴミの山でした。自転車や、ジュースのビン。
ベットのようなもの、古タイヤ、ブリキ板など。埋まっているジュースなどのパッケージで30年くらい前のものだとわかりました。丁度くぼみになっているところに、投棄して、うえからブリキ板などを乗せたようでした。
木の根が張り簡単には、取り除くことができない状態でした。

　　



　　

約2時間の作業で、1トントラックで5往復ほどのゴミを集めることができたようです。



スタッフの方が、もりの学校の校庭に運びました。後日処分を引き受けてくれる場所に運ぶそうです。

作業終了後、もりの学校にもどり、閉校式と、野口健さんのミニ講演会が行われました。

　　
富士山の活動をするようになったきっかけや、環境問題は、体験することが必要なこと や、日本人は、ブームに弱く、今は、環境問題に関する高いブームであり、この時期にたくさんの人に環境の大切さを広げることが必要であるなど、予定の時間過ぎる楽しくわかりやすい講演でした。
東京都の知事との環境への取組みの話では、知事のまねをしてたいへんわかりやすい話でした。

最後にもう一度もりの学校での集合写真を撮って帰りのバスへの移動となりました。

帰る前に、野口さんといっしょに写真を撮ることができました。

　　　

秋に、上九一色村周辺の清掃活動を計画しているそうです。
機会があればまた、参加してみたいと思いました。


大手町の産経ビルに１９時３０分ごろに到着して、解散になりました。自宅には、２１時ごろに到着しました。
駅を降りたところすごい雨でした。

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