illusion
Love story

「 Still Love 」


暖炉の炎よりも こぼれる陽差しよりも
入れたてのホットミルクよりも あたたかかった君

ひどいことを言って 泣かしたこともあった
当たり散らして 傷つけたこともあった

それでも いつもそこに
君はいてくれた


どうしようもなく 悲しくて
どうしようもなく 落ち込んだ時も
やっぱりいつも 君がいた

過ぎゆく季節がモノクロになるなんて
考えたことなかったよ
不意に 手のひらの雪のように
消えていった君・・・


今 君の声が聞きたい
今 君の顔に触れたい
今 君を思いきり抱きしめたい
シャボン玉のように消えた君


俺 君にとって あたたかくなかったね
「ごめん」と言えないまま
こうしてひとり 生きていく

戻らない君に 今も恋い焦がれ続けて・・・


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