illusion
Love story

「霧の中で・・・」


霧の中の ひとりのドライブ
ゆうべ眠れずに 朝を迎えた
君がいない ツ−シ−タ−の広さに
初めて気付いた 今になって

一枚の便箋 たった一言
ありがとうの言葉だけを残し
君が消えた部屋は 雨音さえも
しとしとと聞こえて 眠れなかった

夢を追う すれ違いに
君はいつも ふるえていたんだね
心のシグナル 赤になるまで
ずっと ひとりぼっちで

いつかきっと 逢えるよね
引き寄せ合う 力を信じて
あの日あの時 迷い子の心
抱きしめ合ったように



朝もやの中を ひとりで歩く
ゆうべ眠れずに 朝を迎えた
君が左にいない 視野の広さに
初めて気付いた 今になって

君の言葉の ひとつひとつの中に
「寂しい」という意味があったこと
もう少し早く 気付いていれば
まだ君は ここに いたのだろうか

夢を追う すれ違いに
君はいつも おびえていたんだね
雨の中の 捨て猫のように
あたたかい 愛を求めて

いつかきっと 逢えるよね
夢をかなえた 俺の瞳に
あの日あの時と 同じように
君の姿が 映ると信じて


いつかきっと 逢えるよね
今度は2度と 離しはしない
あの日あの時 それ以上に
君を愛せる 男でいるから


この霧が晴れたら 迎えに行くから


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