●アメリカ戦争社会の病根つく映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」
 〜イラク戦争をただちに中止することはアメリカ社会のためでもあることがよく分かる〜

映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」を観ました。
この映画を、いまひとりでも多くの人に観て欲しいと願います。
とくに、イラク戦争に賛成しているアメリカやイギリス、日本の人たちに
観て欲しいと切実に願います。

無法なイラク戦争に、なぜ多くのアメリカ国民が賛成するのか?
その答えのひとつを、この映画は、あぶり出しています。

恐怖をあおる政治とマスメディア→国内での暴力・銃社会の荒廃→
他国へは戦争と介入→さらなる恐怖と荒廃の悪循環。
そして、この悪循環のおおもとにある死の商人(軍事産業)の暗躍。
まさに“恐怖資本主義”です。

こうした“恐怖→暴力・銃・兵器→戦争”というアメリカ社会における「悪魔のサイクル」を
断ち切らなければ「平和」(戦争も銃もない社会)は訪れないことを、映画は教えてくれます。
「平和」は遠く、恐怖と荒廃が日々増幅されているアメリカ社会。
じつは“イラク戦争をただちに中止すること”は、アメリカ社会、アメリカ国民のためでも
あることがよく分かります。

この映画を観ていて、日本にも“アメリカ型恐怖資本主義”の影がしのび寄って
きていると感じました。

「脅威(恐怖)があるから、戦争も仕方ない」という考えを
持たされる人が多くなってくることに注意しなければなりません。
こうした考えからは、人間の命をくいものにする恐怖資本主義(軍事産業)の肥大化と
社会の荒廃しか生まれないのですから。 
(★2003.4.1up)



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