エステルの魔法教室

エステル『知りたいことは解る範囲で教えてあげやう。』

ソニア 『ふむ〜、何から聞いていいのやら・・・。』

エステル『ん、なら、系統、大まかなのからいこうか、え〜と、きみは『西欧系』の術式が得意みたいね、その根底辺りから行こうかぁ。」

<術式の系統>
 

大きく分けて3つ、四精霊の『エーテルスペル』光の『ホーリィスペル』闇の『エヴィルスペル』、四精霊は、火、水、地(土)、風、の力を様々な方法で行使する術式、光、闇、もまたしかり、全ての基本の『マナ』

ソニア 『マナ・・・・とは?。』

エステル『自然界に存在する基本魔力、魔法は自らの魔力だけで行使しているわけぢゃ無いからネ。』

ソニア 『契約・・・と関係しておるのか?。』

<契約>
 

魔法使いになる時、決まって行う儀式、今では形式だけの物になっているが・・・・。

エステル『最近の契約は形のみだからねぇ、でも、真なる力ってのを引き出すには必要不可欠なんだよ。』

ソニア 『契約で何が得られるのかの?。」


<契約・基礎編>

おもに『四精霊』の力を行使する時に必要となる、意志の有る精霊の力を借りるのは高位魔法では当たり前のことで、それ故、双方の相性や信頼関係も重要になってくる、『神』と呼ばれる精霊もいるのだから。

ソニア 『しかし、余はそのようなこと知らなんだ。』

エステル『まぁ、個人の基礎魔力が高きゃハイスペルも使えっけど、つかれるぢゃん?、威力が高い上に疲れないならそのほうがいいっしょ?。』


<契約・ソニア>

ソニアは『西欧系ホーリースペル』を主に使う、術式は攻撃面では閃光系、防御面ではカウンタースペル『魔法、物理反射』と、実用性は高い、炎の精霊と契約しているが、本人に自覚は無い。


<契約・エステル>

基本はソニアと同じ『西欧系』だが・・・『錬金術士(師)は魔法と科学のスペシャリスト』と、本人の言うように、契約だけでも『旧神(グレート・オールド・ワン)』『外界神(アウターゴッズ)』『星精神(エーテリオス)』などを従えている、術式は『西欧系(ウェストマジック)』『東洋系『イースタンマジック)』『旧神系(エルダー)』『外神系(オリエント)』『四精霊系(エーテル)』を使い分けている。

エステル『『系統』と『術式』の組み合わせで、魔法の効率を上げられるようにならんと、ね。』

ソニア 『う〜・・・余には知らぬ事がおおいのぅ。』

エステル『ま、そのへんはおいおい、ね、んじゃ、次はその『組み合わせ』ってトコいってみよか。』




つづく?

1ページ戻る