『種の誇り』より『種の未来』を求め、人と共に生きることを決意したドラゴン。
エステルに一目惚れをしてしまった難儀なお方。
現在ロスト『人化の珠』の力で人の姿をしてエステルのアトリエの手伝いをしている。
一見十六、七の少女の姿をしているが竜族は『アンドロギュノス(両性具有)』なので男でもある。

「こっこんな姿で、頼りないかもしれませんけど絶対、貴女を幸せにできっ、、し、しますから、あ、、私とつっ、、『つがい』になってくだっさいっ！！。」
その光景は、他の者から見たら、まだ幼ささえ残る少女が凛々しい『女騎士』に告白していると言った滑稽な物だった、しかしエステルは、フェイエンの重すぎるほどの『種を越えた決意』を感じていた。