登場人物紹介2
錬金学塔 『エステル=《エル》=ラティ(♀)』 愛称 エステル・エス ダークエルフハーフの少女、奔放かつ流麗な剣技と高い魔導適性を持つ、過去に英雄と呼ばれた二人のみ発動可能だった高速暗号化魔法詠唱『ファスト・スペル』を復活させた、しかし本人はあくまで自分は『剣士』と言い切る、封印戦争ではさいじ、ツキヤとともにドラゴンスレイヤー『風妖帝』と呼ばれる、しかし一部では『深緑の悪魔』とも呼ばれ恐れられた。 『カレッラ=ヴェスパイン(♀)』 愛称 レラ 皇国の名門、ヴェスパイン家のお嬢様、気位が高く、人に打ち解けようとしない、実際優秀なのも災いしてか友人も出来ずにいた、そんなある日、彼女は『絶対的な力』に出会う、劣等感がいつしか憧れに変わり、そして・・・・、エステルに認められたい一念で、必死にその背中を追った、後に封印戦争『皇都防衛戦』では魔導騎兵仕官として戦果を挙げ、現在、魔導騎兵千騎長の任に就く傍ら、生徒院教官試験の勉強中。 『ミラーシャ=トアロゥ(♀)』 愛称 ミィ こちらも名門トアロゥ家の御令嬢、優しい両親と歳の離れた二人の兄の元、幸せに暮らしていたが、二人の兄に比べ魔導適性が低く、密かに劣等感を感じていた、そんな理由で家族の反対を押し切り生徒院へ、甘えん坊で兄たちの代わりと言わんばかりにエステルとツキヤにくっついている、レラとは天敵同士で毎日のように『一番の親友』という『ポジション争い』をしている、後に『魔拳士』という道を見つけ、第一軍団に配属される。 『ミヤビ=カナギ(♀)』 愛称 ミヤビ ツキヤとルーツを共にする黒髪の少女、『十七夜 雅』大陸に渡ったのはツキヤより昔、祖父の代らしく異文化感は無い、無口までは行かないが口数は少ない、皆とは一歩下がったポジションを保っておるが、冷たいわけでもない、少し不思議なふいんきを持つ、東方魔法と言う精神に作用する特殊な術式の使い手で、解呪や戒呪を得意とする、後に生徒院に研究生として残り、精神医療の博士号を習得。 『マリア=ディータハウゼン(♀)』 愛称 マリア 百年余り昔、地方領主の娘だった彼女は流行り病から領民を救う魔力を得るため禁じられた秘術で吸血種の真祖となる、その後領民は事なきを得るが、その代償に彼女は『半永久的な命』と『吸血衝動』と言う呪詛に侵されてしまう、自らを町外れの岩牢に拘束し、血を飲まず、その存在が消えかけていた時に、領民のたっての願いを聞いた国皇が生徒院に招き入れる、生徒院の研究で吸血対象の隷属化を防ぐ事に成功した、最近はよくエステルやミヤビに血を分けてもらっている、その後研究生として生徒院に残り、自らの吸血種としての身体を人間に戻す事に成功する。 教官生 『イリァス=ジョゼ=キルケィ(♀)』 愛称 イーリ教官・ジョゼ姉 元近衛騎士にして前大将軍レストールの妹、さいじの才能を認める数少ない人間、ミドルネームの『ジョゼ』は憧れていたさいじの母親の名前『ジョセフィエッラ』の愛称からもらった、前大戦にも参戦しており、八英雄の真実を知る数少ない人間。自分にも息子がいるので何かとさいじを気遣う、さっぱりとしていて優しい性格は生徒にも人気が在る、が、格技演習では手加減無しの『怖い』一面も見せる。 『マチス=アンキエル(♂)』 愛称 副隊長 現役の近衛騎士の副隊長、普段は教官として後身の教育に勤めている、厳しい反面生徒の行動に理解があり、特にツキヤ、エステルが何かをやらかすたびに事後処理を受け持っている、が、そのこと自体は苦にも思っていない、それが自分の役目といわんばかりだ、彼は過去自分が憧れた英雄を彼らに重ねていた、その先見は封印戦争で結果として現れる事となる。 |