登場人物紹介1

聖騎士学塔

『サジェス=ヴィドウ(♂)』

愛称 さいじ

前ハーヴベルヌ騎士団大将軍、レストール=クラウ=ヴィドウの息子『英雄の血族』しかし一族からは『出来損ない』のレッテルを貼られていた、剣の鍛錬をせず、本を読む毎日、しかし父、祖父、叔母はその才能と志を見抜いていた、これより三年間、ツキヤ、エステルと出合った事によってその『血』が一気に開花する事になる、後に一族の宝武具『バストール=ブルー』を継ぎ『封印戦争』ではドラゴンスレイヤーの一人『ヴィレオの蒼き翼』と称えられ、英雄となる。


『ツキヤ=サクライ(♂)』

愛称 さくちん・ツキヤ

大陸より北の島国にルーツを持つ黒髪の少年『咲雷 月夜』、卓越した剣技と身体能力を持つ、年に一度生徒全てが出場する『皇覧式武会』に一騎生で総合決勝まで進んだことでその名をとどろかし、エステルとの決勝戦は生徒院創立以来の名勝負と言われた(勝敗は付かなかったが本人は負けたと言っている)、後の『封印戦争』のドラゴンスレイヤーの一人、封印竜の他に数多くの魔竜を葬り去った事から『竜破』と呼ばれる。


『カハ=エレッタ=ジアゼル(♀)』

愛称 カッツェ

『魔導王国』の王族、と言っても継承権は無い、しかし『大陸の問題児』と言われる同国の血族、彼女に近づく物好きはツキヤとリューク、グラウディオラぐらいだった、多少きつめの眼差しを持つが器量はよい、時折見せる微笑は『天使の微笑み』と、ツキヤも形容している、後にツキヤの紹介でサジェス、エステルとも知り合う、『封印戦争』では皇国側に参戦『レジェナ(反逆の姫将軍)』と同郷の人間に恐れられ、さげずまれるが自分の正義を貫き通し現在は皇国庇護の下『新生ジアゼル自治国』の初代首相として忙しい日々を送っている。


『リューク=ハイプライズ(♂)』

愛称 リューク

自称『オシャレで軟派なジゴロガイ』ツキヤと共に女の子に声をかける毎日、しかしそれはあくまで彼の外観であり実際の彼は『聖騎士』『英雄』に強く憧れを抱いている熱血漢である、人に自分の努力を見せるのが苦手な彼はまさに人知れず努力の日々、剣技ではツキヤ、サジェスに次ぐ実力の持ち主だ『封印戦争』では皇国聖騎士団第一軍団(皇守近衛騎士団)の一員として活躍、現在は近衛騎士団副団長。


『グラウディオラ=ゼアルマ=ヴァンシュタイン(♂)』

愛称 グディ

万物の天才、しかし彼はその才能の全てを三年間『政治学』『統治学』『農学』『外交学』に捧げた、父親の不幸の為、若くして地方領主になった彼は、領民のための知識を得るために生徒院に入ったのだ、他の一騎生より二つ年上だが本人も回りも気にしてはいない、女子に人気があり告白を受けることもしばしばだが、故郷に片思いの幼馴染(実際は両思い)がおり、浮いた話は一切無い誠実さも持つ、仲間内では頼れるお兄さんでエステル以外でツキヤを本気にさせた数少ない騎士。

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